鬼木フロンターレと風間グランパス。それぞれのスタイルで進んでいく、お互いの道。(リーグ第4節・名古屋グランパス戦:1-0)。

 豊田スタジアムでの名古屋グランパス戦は1-0で勝利。

 試合後のミックスゾーンで、中村憲剛が残してくれたコメントが印象的です。

「こういう拮抗した試合で、こういうスタイルの試合でセットプレーが決勝点で終わる。これもサッカーなので」

 風間八宏監督の指導を受けたスタイル同士らしく、技術を出した好ゲームでしたが、鬼木フロンターレの武器であるセットプレーの一発で勝ちきりました。

 決めたのは大久保嘉人です。
リーグ戦ではフロンターレ復帰後の初ゴール。ちなみにFC東京で移籍後初ゴールを決めたのも、去年の3月18日だったりします(フロンターレ戦でした・・・)。こういう勝負どころで結果を出すところに、J1通算180得点を挙げた「川崎のヨシト」の凄みがありますね。

 実はこの試合、最大のピンチもセットプレーでした。
そう。あのラストプレーのコーナーキックです。あのとき、キャプテンの小林悠は、「勝って帰るぞ!、「ここでやられたら意味ねぇぞ!」と、チームメートとともに叫んでいたと明かしていました。その選手全員の気合いと集中力が、もしかしたら、ソンリョンのあの左手セーブと、谷口彰悟のヘディングクリアにつながったのかもしれませんね・・・そんなことまで、ついつい考えてしまうほど、技術だけではなく魂もぶつかり合うような、見ごたえのある好ゲームでした。

 試合が終わっても心の中に熱が残っているような・・・・そんな熱い試合はなかなかありません。それを現地で観戦すると、わざわざ足を運んだ甲斐があったなぁ、と心の底から思いましたね。

 さて試合の詳しいレビューは、ごうnoteで公開しています。

今回のラインナップはこちらです。

1.名古屋のプレスをかいくぐるも、ハイラインの背後を突けなかった前半の攻撃陣。「相手のラインが浅くて、簡単に一本で裏にいけるシーンがあったので、もうちょっと狙ってもよかったかもしれない」(小林悠)。「シンプルに裏を狙えば良かったけど、少し意固地になってしまったのかもしれない」(中村憲剛)。そして車屋紳太郎が語る、後方からのロングボールを効果的に使えなかった原因とは?

2.「幅を取れば、相手も空いてくる」(中村憲剛)。バンディエラが再三狙っていた、「縦」ではなく「横」から抜ける強気のハイライン攻略法とは?

3.勝負を分けたセットプレーのこだわり。「前は下がっているけど、後ろが下がっていないとか、(ラインに)バラつきがあるというスカウティングがあったので」(中村憲剛)。名古屋の守備対応を逆手に取ったキッカーと、再開後4秒で得点した背番号4。そして、実はセットプレーの守備で抱えていた不安要素とは?

4.「点が取れるかは分からないですけど、取ってやるという気持ちで常に入りますから」。J1通算180得点を挙げた「川崎のヨシト」。うまくいかないときほど燃える、凡庸じゃないストライカーが、恩師との初対戦前日に語っていたこと。

5.シャビエルを封じた登里享平のクレバーな対応、阿部浩之の危機察知能力、攻守にスーパーだった大島僚太。そしてラストプレーのCKで小林悠主将が見せた勝利への執念。2試合連続完封勝利を生んだもの。

6.鬼木フロンターレと風間グランパス。それぞれのスタイルで進んでいく、お互いの道。

 以上、6つのポイントで約10000文字です。頑張ってたくさん書きすぎました・笑。読み応えがあると思うので、ぜひ読んでみてくださいね。

なお、プレビューはこちらです。→試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第4節・名古屋グランパス戦)

では、スタート!

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この続き:10,427文字

鬼木フロンターレと風間グランパス。それぞれのスタイルで進んでいく、お互いの道。(リーグ第4節・名古屋グランパス戦:1-0)。

いしかわごう

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