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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(天皇杯ラウンド16・ヴィッセル神戸戦)


9月18日は天皇杯ラウンド16・ヴィッセル神戸戦です。

試合会場は、ノエビアスタジアム神戸ではなく、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場。通称「神戸ユニバー」ですね。

川崎フロンターレがここで試合をするのは、2007年以来だそうです。

 現在の在籍選手で当時を知るのは、中村憲剛しかいません。

その話題を本人に振ると、「久しぶりですよね。あそこは芝が良いイメージがある。ただ平日ナイターで神戸ユニバー・・・集客は厳しそうだね」と、当日の観客数を懸念していました。そして「連休に挟まれた平日で大変だと思いますけど、ぜひ来て欲しい」と話していました。

現地での応援はチームの力になります。仕事や学校があったりすると思いますが、もし応援に行けそうで悩んでいる方は、ぜひ駆けつけて選手の後押しをしてください。

では、試合に向けた見どころを語っていきたいと思います。今回のラインナップはこちらです。

1.「連戦も考慮しますし、次まで空くことを考えたら頑張ってもらうところは頑張ってもらう」(鬼木監督)。中三日で迎える天皇杯・神戸戦。どこを変えるか、どこまで入れ替えるか・・・気になる予想スタメンは?

2.「そういう作業をしてきている伝統がある。だから、強いんだと思います」(鬼木監督)。大事なのはスタイルではない。改めて考えさせられた、川崎フロンターレの「伝統と強み」。指揮官が、コーチ時代から大事に育ててきたもの。

3.「相手はどういうメンバーかわからないが、こっちはこっちの持ち味を出すこと」(阿部浩之)、「自分たちが良い攻撃をして良いサッカーをすることに目を向けていくほうが良いと思うし、それができた方が勝つことに結びつくと思います」(守田英正)。顔ぶれが読めない相手だからこそ、受けるのではなく、強気でいくべき理由。

4.「神戸はセンターバックも外国人なので、食いつかせたところを背後。そこは生きてくるかなと思います」(脇坂泰斗)、「うまくボランチも使いながら、どう(前に)当てながら出すかが大事なので、そこは気にしています」(山村和也)。神戸守備陣をいかに攻略するのか。前線のユニットに求められることとは?

5.「11人が同じことを考えながらやることが大事」(山村和也)。いかに隙を見せずに守り続けるか。最終ラインの鍵を握る、二つのポイントとは?

以上、5つのポイントで全部で約8000文字です。

9月に入り、シーズンも徐々に終盤に入ってきました。負けたら終わりのこのトーナメント戦で、何を見るべきなのか。そんなことも考えながら書いたプレビューとなっております。

なお、前節のレビューはこちらです。こちらも、ぜひ読んでみてください→勝つことで、チームがうまく回り始める。(リーグ第26節・ジュビロ磐田戦:2-0)

では、プレビュースタート!

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