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夜のピクニック3

三宮駅周辺に待ち合わせスポットは沢山あるだろうが、一番有名なのはここではないだろうか。

パイ山

今日の「夜のピクニック」はここ、三宮から始まる。
目的地は明石海峡大橋だ。

今日のメンバーは、初めて夜のピクニックをした時からずっと一緒にやっているこうちゃん、その時に一緒に歩いたぶんちゃん、初参加だが、そもそも初めに夜のピクニックやりたいねって話してたきょうこの4人だ。
集まってしばらくワイワイして出発。

まず歩きだして思ったのは「新長田の鉄人28号を見たい」だった。
こういう中間ポイントを設けるのは、長い道のりをできるだけ楽に達成するために必要なことだと感じている。

しかし流石は三宮、人が多い。
最初は飲みに行くために歩いているみたいな気分だったが、徐々に人が減ってきて歩いてること自体が目的という意識になってきた。

治安の良さそうな 
 

初回の夜のピクニックでなんとなく決まって、そのまま守っているルールで「極力スマホを使わない」というものがある。

道路標識を見たり、駅を発見したりして進捗を計っていく。
その結果、最短ルートではない無駄の多い道を歩くことが多いのだが、そもそも歩くこと自体がそういう意味では無駄なので、全然気にならず、むしろ楽しい発見がたくさんあっていい。

福原で1番エロいお店も発見した

そんなこんなで新長田へ。
鉄人28号は海側を向いているので背中からご対面。

でかい

あとで調べたのだが、この巨像は直立した際の大きさが18mになるように設計されており、原作の鉄人28号実物大となっている。
そんな壮大な巨像がなぜこんなところにあるかというと、作者の横山光輝さんの地元が神戸で、新長田にゆかりがあるかららしい。

横山光輝さんと言えば「げえっ関羽」で有名な三国志とかバベル二世、魔法使いサリーなどの作品で知られる超有名漫画家で、鉄人28号の作者でもあることを初めて知ってびっくりした。

かっこいい

そのまま須磨方面へ進み、離宮公園の看板があったので、山側へ進む。

歩道橋
トンネル
めちゃ暗い道で星を見る

いままでの夜のピクニックで一番暗い道を通った。
一人だったら絶対通りたくないなと思った。

トンネルを抜けたところのコンビニでおでんを発見し、みんなで食べる。
深夜4時におでんを展開している店があることにびっくりした。
ありがとうセブンイレブン。

身体がホカホカになったところで海側を目指す。

塩屋北福音ルーテル教会

海側の道に着く頃には電車が走っていた。
夜明けが近い。

明石海峡大橋から見ようと思ってたのだが、直前に恋人岬という名前の岬があったのでもうそこでいいやんとなり、そこで朝日を待つことに。

少しずつ明るくなってきた
太陽の気配

座って待つのが寒すぎて、走ってたら暖かくなった。

良すぎる写真

朝日は、もう出そう!というタイミングからかなり遅れて出てきた。

朝日

雲の隙間から溢れ出すように光が溢れてきて、あっという間に朝日になった。
現代のように世界の真理の多くを解明していない昔の人たちが太陽を信仰していた理由がわかる気がした。

ゴール

それから寒すぎてホーリーズカフェに行って温かい飲み物を飲み、暖かい店内のせい(おかげ)で全員が眠くなったので風呂は断念し、モーニングだけ食べに行った。

すっかり朝
垂水駅近く、ANNのモーニング

なんで歩いているだけなのにこんなに楽しいんだろう。
話が止まらないんだろう。
寒さはちょっと厳しいが、歩いてたらなんとか大丈夫。

また何度でもやりたい。


モーニングを食べてからは山陽電車で帰った。
きょうこは姫路方面なのでここでお別れ。

まだまだ元気だったので地獄の覚えしりとりをし、千鳥橋でぶんちゃんとお別れ。

こうちゃんとは梅香コーポあたりで別れて帰宅。
夕方から用事があるので2時間くらい仮眠をとり、千鳥温泉へ。

じっくり風呂に入ってから洗濯をし、友達の講談師であるなんぽさんの二ツ目昇進講談会へ。

おめでとうございます

ハルカスの中の会場だったのだが、違う階で銭湯博なるものが開催されていたので、なんぽさんの講演が始まる前に見に行った。
見覚えのある景色があると思ったら、撮影パネルみたいなのが千鳥温泉の女湯で笑った。

※見覚えがあるのは掃除をしているからです

なんぽさんの講談会は講談の型を破った感じですごくエキサイティングだった。
人望と才能が垣間見えるとても良い会で、すごいなーと思った。

家に帰ってまた風呂に入る。
珍しく桂さんが入ってて、そのまま飲みに行くことに。

まぼや

桂さんは今の千鳥温泉掃除メンバーがすごいいい感じだと嬉しそうに言うてて俺も嬉しかった。
ごちそうさまでした。

帰りになんぽさんとのんちゃんとすれ違ったので少し話して帰宅。
色んなことがある1日で、今日もすごいよかった。

日記を書いてなければ、抜け落ちてしまいそうな細かい嬉しいこととか驚き、その時の小さな気持ちなど、こうやって書いていると思い出せる。
もちろん書いてないこともあるが、書いていることから思い出せる。

日記を書いててよかったと思った。

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