プレイステーション3（以下PS3）の電源を入れる。
ピッと音がして電源が入ったと思ったら、ピピっと音がして電源が落ちる。
もう一度試しても同じようにすぐ電源が落ちてしまう。
さすがにそろそろ限界なのかなと考えつつ何度もリトライしたら電源が入り起動しました。
とりあえず動いたのでホッとしましたが、いい加減限界なのかもしれません。

我が家のPS3は現状録画装置。
テレビをほとんど観なくなったとは言え少ないながらも毎週視聴している番組もあり、リアルタイムで観れない場合は録画してます。
まったく録画できない状況は困りもの。

もしかしたら今使っているPS3の周辺機器「torne（トルネ）」がPS4で使えるのではという淡い期待を胸に調べましたが使用不可。
今更PS3を中古で購入する選択肢はありません。

ソニーの公式サイトを見ると、PS4でも「torne」は存在していました。
ただし、PS3のものとは別物で単体では意味をなさず「nasne（ナスネ）」という機器と合わせないとテレビ録画はできないとのこと。
「nasne」のお値段はおよそ30000円、うーむ……。

こうなったら思い切ってブルーレイレコーダーにしてみようかとお値段チェックしてみると安くて50000円以上。
うむ、ないな。
ブルーレイディスクやDVD観るだけならPS4で十分ですし、今後ゼロになるかもしれないテレビ録画のために払える金額ではありません。

他に何かないかと探してみると「テレビ録画用ハードディスク」というものが10000円前後でありました。
パソコンの外付けハードディスクとしても使えるそうなので、これはいいかもしれないと目星をつけた商品の公式サイトをチェック。

ふむふむ。
「ケーブルをテレビにつなぐだけでOK」とな！？
なんとお手軽で簡単なのでしょう。
もうこれで決定！
と思いましたが、念のため説明を読み返すと、

「テレビ背面の録画用USBポートを添付ケーブルでつなぐだけで設置完了!」

録画用USBポート？

そんなポートあったっけ？

おそるおそるテレビの背面を確認してみると、そんなものどこにも有りませんでした……。

我が家のテレビは「フルスペックハイビジョン液晶テレビ」ではあるものの、いつ購入したか思い出せないぐらいの年代物。
よくよく見たら「録画用ポート」も存在してましたが昔懐かし三色ケーブル用。
「テレビ録画用ハードディスク」は使えません。

手詰まりです。
もうテレビは完全に卒業しちゃいなYOー！
という神の啓示なのでしょうか？

元熱烈なテレビっ子としてはなかなか決心がつきません。
心のどこかでテレビの復権を信じているのかも。
だからといって何万も出せないんですけどね。

ああ、悩ましい……。