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もしもの時の公衆電話

昔はどこにでもあった『公衆電話』。
携帯電話の普及ともにその数を減少させ、今では見つけるのも一苦労です。
令和キッズはもとより、中盤以降の平成キッズですら実際に使ったことがある人のほうが少ないのではないでしょうか。
昭和キッズである私も最後に使用したのがいつだったか思い出せません。

『公衆電話』は災害などで携帯電話が使えない場合には貴重な連絡手段の一つです。
しかしながら固定電話が存在しないご家庭も珍しくない昨今、運よく『公衆電話』を見つけたとしても使いこなせるキッズたちがはたしてどれくらいいるのでしょう。

防災訓練の一環として使い方を教えようとしてもなかなかお目にかかれない『公衆電話』。
これじゃあいかんと立ち上がったのが、

幼児向け雑誌『幼稚園』です。

2024年2月29日ごろ発売の「2024年4-5月号」にNTT東日本とコラボした『公衆電話』が付きます。
もちろん本物ではなく、ほぼ紙製の組み立て式の付録です。

ほぼ紙製の組み立て工作で、カラーは公衆電話でおなじみの緑。高さは約30センチあり、本物とほぼ同じ大きさだといいます。実際に受話器をとったり、テレホンカード(紙)を入れたり、プラスチック製のボタンを押したりすることも可能で、通話を終えて受話器を置くと、テレホンカードが自動で戻ってくる仕組みとなっており、公衆電話のかけ方が疑似体験できます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e903ad2d408ca2d92882028babd14b106cde149b
https://sho.jp/youchien/76003

さすがに通話はできませんが、疑似体験としては十分だと思います。
その後、どこかで本物に遭遇できた時に実践すれば完璧でしょう。
幼稚園ぐらいのキッズたちはもとより、小学生低学年ぐらいのキッズたちにもおすすめできるのではないでしょうか。

遊びながらもしもの時の備えになる。
最高の付録ですね。


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