見出し画像

『銀河鉄道999』と『ルパン三世カリオストロの城』

風呂につかりながら歌を口ずさむ。
今日は「銀河鉄道999」メドレーとしゃれこみます。

テレビ版オープニング『銀河鉄道999』(歌:ささきいさお)
劇場版第一作『銀河鉄道999(The Galaxy Express 999)』(歌:ゴダイゴ)
劇場版第三作『Brave Love 〜Galaxy Express 999』(歌:THE ALFEE)

テレビ版エンディング『青い地球』と劇場版第二作『SAYONARA』は泣いちゃうから割愛。というか『SAYONARA』は無理、英語だし。

数えきれないほど聴き、カラオケでもさんざん歌ってきたので上記三曲はほぼ暗唱できちゃいます。なので熱唱。
もう一周しちゃう? と二周目のテレビ版オープニングを歌い終えたあとに、ふと気づく。

テレビ版オープニング曲の歌詞に作品タイトル入ってないじゃん!

汽車は闇をぬけて
光の海へ
夢がちらばる
無限の宇宙さ
星の架け橋
わたってゆこう
ひとは誰でも
しあわせさがす
旅人のようなもの
希望の星に
めぐりあうまで
歩きつづけるだろう
きっといつかは
君も出会うさ
青い小鳥に

汽車は銀河をこえ
さいはてめざす
星は宇宙の
停車駅なんだ
君を招くよ
夢の軌道が
さすらい人の
すんだ瞳に
生命が燃えているよ
心の歌を
くちずさむよに
歩きつづけるだろう
泣いてるような
星のかなたに
青い小鳥が

ひとは誰でも
しあわせさがす
旅人のようなもの
希望の星に
めぐりあうまで
歩きつづけるだろう
きっといつかは
君も出会うさ
青い小鳥に

テレビ版オープニング曲『銀河鉄道999』

曲名『銀河鉄道999』にして「銀河鉄道999」が一言もない。
こんなとんでもないことに今更気づきました。

いや、作品タイトルが入ってない主題歌なんて山のようにあるじゃんと思ったそこの貴方!
それが違うんですよ。
確かに最近は作品タイトルが入っている曲のほうが珍しいです。
しかしテレビアニメ「銀河鉄道999」が放映されていた当時は作品タイトルが連呼される主題歌のほうが当たり前だったのです。

「マジンガーZ」「宇宙戦艦ヤマト」「科学忍者隊ガッチャマン」「一休さん」「タイムボカン」「超電磁マシーン ボルテスⅤ」「ドラえもん」「サザエさん」「はいからさんが通る」「無敵鋼人ダイターン3」「機動戦士ガンダム」「伝説巨神イデオン」「キン肉マン」「聖闘士星矢」……。
作品タイトルが歌詞に入っている主題歌は星の数ほどあります。

そのような時代に作られて、しかもバッチリ作品の内容と合致している神曲『銀河鉄道999』。
作詞を担当された方は、作詞家の橋本淳さん。
代表曲は「ブルーライトヨコハマ」「亜麻色の髪の乙女」他多数、という世代の違う私でも知っている歌詩を書かれた方です。

確認してみると橋本さんが作詞されたアニメソングは、テレビ版「銀河鉄道999」、テレビアニメ「野球狂の詩」、「ルパン三世カリオストロの城」の三作品のみ。

「ルパン三世カリオストロの城」!?
ということは、あの神曲『炎のたからもの』じゃないですか!

『炎のたからもの』も歌詞に「ルパン三世」とは一言も入ってません。
アニソンを普段作詞されない方だからこそ、当時の常識にしばられることなく素敵な歌詞を作り上げることができたのかもしれません。

『銀河鉄道999』と『ルパン三世カリオストロの城』、大好きなアニメ作品の間に思わぬ接点を見つけてテンション爆上がりな私なのでした。

あ、「野球狂の詩」はまったく知らないので割愛させていただきます。
ご了承ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?