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vol.045 自分の苦手な部分をチェックするには(「しみこませる英語力 vol.045

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前回の発行が昨年の11月なので、またまた時間があいてしまいましたが、そのあいだに自分の語学学習は続けているので、読者の皆様の役に立つ情報をシェアしたいと思います。

語学にかぎらず才能を伸ばす上で、何が自分の上達をブロックしている苦手部分なのかチェックすることは、とても大切です。
 今回は、語学に関して、自分の苦手箇所=自分をブロックしているものを探す方法をシェアしたいと思います。

人間とコンピュータは、本当によく似ています…というか、「言語を操る動物=人間」を機械で再現したのがコンピュータなので、当然なんですけけどね。
リストアップしてみると…
CPU =脳1(考える部分、理解したり作文したりする部分)
メモリ =脳2 (記憶を溜める部分、ボキャブラリーのストック)
OS =言語、文法(どの言語で話すか決めている部分)
マイク=耳(リスニング)
スピーカー =口 (スピーキング)
こんな感じ。

では、それの得意不得意はどんな感じかというと…
CPU 得意=処理が早い、大量にできる 
   不得意=処理が遅い、一度に少ししかできない
メモリ 得意=たくさん溜め込める、整理されていてすぐ出てくる
   不得意=少ししか貯められない 貯めても必要なときすぐ出てこない
OS 得意 どのキーを押すとどうなる、ということがわかっている
  不得意 どう扱っていいかわからず、右往左往
マイク  得意 小さい音や質の悪い音でも拾える
     不得意 大きな音、明瞭、ゆっくりでないと拾えない
スピーカー CPUが処理した言語を早く正確にしゃべれる

CPU, メモリ、 OS, まではなんとなくわかると思います。
人間にとって、意外と大変なのが、「マイク」と「スピーカー」です。パソコンだったらマイクとスピーカーは当たり前のように搭載されていて、電源を入れれば努力しなくても動く、「パソコンの一部だ」という認識も持てないようなクラシックな機能ですが、人間の一部として動かす場合には、人力で鍛えないといけないからです。

CPUもメモリもOSも、パソコンだったら、この世の誰かが開発して製造してくれたものをお金を払って買って指1本で動かせばいいだけですが、人間の場合は全部人力。能力を上げたかったら自分で鍛えないといけません。
みなさんにとって弱いのは、どの部分でしょう?
…たぶん、全部だと思うんですよね。母国語に比べたら、わたしたちは圧倒的に処理速度の遅いCPU、たくさん記憶できないメモリ、バージョンの古いままのOS,性能の悪いマイクとスピーカーでインプットとアウトプットをしているのが「外国語を聞き、話す」ということになると思うんですよね。
しかも、性能が悪いからといって、取り替え不可能なんです。年々性能が落ちていくものを、さらに鍛えることで、性能を維持または上昇していくしかないんですね。

ただ、「鍛える」には、いくつかのコツがあるということも、長く生きて格闘していると、わかってきます。

次回、その「鍛えるコツ」について、少しお伝えしようと思います。

お読みいただき、ありがとうございました!
お役に立てましたら嬉しいです。

【追記】
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