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STUDIO DESIGN AWARD 受賞への感謝と、STUDIOがもたらす新しい価値への期待

ノーコードでWebサイトを作成できるツール「STUDIO」の10万ユーザー突破を記念して、2月15日〜19日の5夜連続で開催された「STUDIO感謝祭」。その中で、昨年中にSTUDIOを使って作られたサイトを讃える「STUDIO DESIGN AWARD」の発表が連日行われた。

このアワードは今回が第1回だったのだが、まずは応募作品の中から選ばれたノミネート作品の発表があり、それらの作品に「いいね」で応援ができるというオープンな仕組みも取り入れており、STUDIOコミュニティ界隈では特に大きな盛り上がりを見せていた。

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昨年いくつかのサイトをリリースしてきた私も、せっかくなので年末の締め切りに向けて4つのサイトをエントリーしていた。その内、何と3つものサイトがノミネートされ、それだけでもありがたかったのだが、さらにその内の1つ「一行文庫」が協賛企業賞となる「THE GUILD賞」を受賞。そして、これは本当に驚いたのだが、自身のポートフォリオ・サイトが何とグランプリを受賞することができたのだ。

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↑ 実は1回目に出たときと2回目では自身のライティングを変更しているw

正直、何かひとつでも賞に引っかかれば嬉しいなと思っていたところ、まさかのW受賞、特にグランプリまで受賞できるとは全く思っていなかった。この場を借りて、改めてお礼を言いたい。本当にありがとうございました!

「一行文庫」を選んでくださったTHE GUILDは、言うまでもなくUI/UXで有名なクリエイター集団で、代表の深津さんは、このnoteのCXOも勤められていることで知られている。そんなTHE GUILDさんに、個人の思いつきから発想した実験的なサイトを選んでいただけたことが、何よりも嬉しかった。

また、グランプリに選ばれたポートフォリオ・サイトは、STUDIOで制作したとは思えないようなデザインを評価されての受賞とのことで、それこそまさに自分の中で挑戦したかった点だったので、そこを理解していただけたことが純粋にありがたかった。

どちらも通常のWebサイトの様相とは大きく異なり、ある種実験的な側面も持ち合わせた作りになっているのが、特徴だったのではないかと思う。とはいえ、当然これらを実現できたのは、STUDIOという素晴らしいツールがあったからに他ならないのだ。

STUDIOがもたらす新しい価値の創造

STUDIO感謝祭の最終日には、私も認定されている「STUDIO Partners」のメンバーとの座談会にも参加させていただき、これもまた楽しい体験だった。

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座談会の中でも話したのだが、STUDIOが素晴らしいのはプロダクト自体のクオリティだけでなく、こうしたSTUDIOユーザー同士のファン・コミュニティの形成や手厚いサポート体制などのUX部分もよくできている点だ。

普段のコミュニティのプラットフォームとなっているSlackでは、STUDIOへの質問と回答が頻繁に行われ、そこではSTUDIOメンバーだけでなく、ファン同士で回答も上がったりしている。自己紹介や作品紹介、STUDIOへの要望やフィードバックなども活気がある。これほど国内でファン・コミュニティがうまく回っている例は少ないのではないだろうか。

そして今回の感謝祭自体も、スタッフの気合いをひしひしと感じる作りになっていた。リモート環境の中でmiroに特設会場を作り、さながらフェスのような空気感を生み出していて、とても好感が持てた。

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これからのプロダクトのあり方として、マーケティングに頼るばかりではなく、このようにファンを巻き込んでドンドン改善していく、いわばエコシステムのような仕組みを運用していくことは、実に今的であり、強いと思う。

日本発のスタートアップで世界的な成功事例がほとんどない中、プロダクトの素晴らしさと併せて、こうした仕組みや取り組みを活かして、ぜひ世界を獲って欲しいと切に願っている。

ノーコードだからこそできる、新しいデザインの可能性

これも座談会の中で少し触れたのだが、ノーコードの流れはいま急速に加速しており、群雄割拠の様相を呈している中で、ノーコードだからこそ生み出せる価値を大事にしていくべきだと、個人的には考えている。

ノーコードだから簡単、早い、安い、ということでは決してなく、ノーコードだから検証も素早くたくさん行うことができ、柔軟な運用にも対応することができる、などの大きな利点があるはずだ。そして、それによってデザイナーがより自由度の高いデザインを生み出すことができるようになるのが理想的だ。STUDIOには、十分にそのポテンシャルがあると感じている。

また、私自身は日々、デザインをするときの考え方として「何ができるか」から考えないようにしている。

これはつまり、まずは「作りたいもの」のビジョンをはじめに設定し、それを達成するために「どう作ればいいか」を考えるということだ。

ツールが本来持っている機能だけから発想するのではなく、あくまでもオリジナルな「作りたいもの」から発想するということ。それをサポートしてくれるのがツールであり、テクニックなのではないかと考えている。

STUDIOは、とてもノーコードとは思えないような「作りたいもの」を実現できる無限の可能性を秘めている。

今後ますますの発展に期待したいし、いちユーザーとして応援し続けたいと思う。

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