水原さんのように誰しもが不正をする可能性がある【3/22日記】

話題の大谷選手の元通訳水原さんについてです。
恵まれたポジションや収入、家族がありながら、なぜこのようなことが起きたのか?
水原さんの人間性などやギャンブル依存症を理由にしていることがありますが、私は「不正のトライアングル」に当てはめて理解することが多いです。

不正のトライアングルとは?

「不正のトライアングル」とは、人が不正をしてしまう仕組みをモデル化した理論で、現在は派生として「不正のペンタゴン」「修正版:不正のトライアングル」など様々なものがあります。
ペンタゴンなどの方が詳細なのですが、ややこしくなるので私はトライアングルを好んでます。
会社のコンプライアンスや監査などで使われる手法・考え方です。

①不正が実行可能な『機会』
不正が可能な環境・制度があることを指します。例えば、経理担当が1人で誰の目にも触れずに横領が実行可能な環境や、その横領が表面化せずに隠せる環境をイメージして下さい。

②不正を行う『動機やプレッシャー』
不正をしなければならない理由です。例えば、女遊びや貢ぐ為にお金が必要、過酷な労働環境で満足する給与が支払われてないなどで、理由は複合的に作用します。

③本人が不正を『正当化』する
不正する人が納得するための理由があり、他社から見て理由に正当性や事実であるかは問題ではありません。
例えば『会社の給与が低い』『やっている人もいる』『今まで貢献してきた』です。

不正のトライアングルを水原さんに当てはめると?

ここからは完全なる想像です。

①不正が実行可能な『機会』
「大谷選手の口座で送金が可能」「大谷選手に頼めばお金を工面してもらえる」

②不正を行う『動機やプレッシャー』
「ギャンブルで多額の借金がある」「借金を返済しないと大変なことになる」

③本人が不正を『正当化』する
「バレなければ問題ない」「大谷にとっては些細な金額」「今の大谷選手があるのは自分の影響も大きいので助けられるべき」

みたいな感じでしょうか
他にもあると考えると、自分が水原さんと同じ環境に置かれたらやらないとは言えないかなというのが正直なところです。
それでも貴方は他人を攻撃しますか?
罪を憎んで人を憎まずの精神で行きたいです。

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