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いつかは身体を離れる

私が56歳、母は86歳。
2010年から車椅子生活となり、現在は要介護度5。

どのくらい前からか、悪露って言うのかな?
微量の出血は続いていて
そのときが近くなっている事を感じました。

でも、命を永遠と思っている人が多いのか
受診して薬を飲ませれば寿命が伸びると思っている人が多いのか

主介護者では無いので、増えるお薬に疑問を感じながらも言えない辛さよ。

自然に食べられなくなり
自然に飲めなくなり
意識が遠のき
身体から離れる。

そう言うことがなかなか許されない昨今なのかな。

舅は食べられなくなって、胃瘻を断り、点滴だけになって
1週間も経たないうちに点滴が入らなくなって
翌日身体から離れていきました。

「老衰」という診断名を頂きました。

亡くなってからの方が、夫婦の話題に登場します。

舅はきっと嬉し恥ずかし、と言う顔をして聞いている事でしょう。

魂は永遠であっても、肉体は永遠じゃ無い。

静かに身体から離れていく事をさせてあげたいと思うのは
親不孝なのでしょうか。


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