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積読解消2023年7月

『目の見えない白鳥さんとアートを見に行く』
映画が見たいという話をしていたところ、母が福祉的視点からも良い本、ということなので送ってくれた。
美術館のミュージアムショップに行くと必ずといってよいほど措いてあるが、如何せん美術知識に欠けるのでまだその時じゃない、と思って手に取れずにいた。
現代アートは自分では手を伸ばさない分野なので、知見が広がり面白かった。

『好きになってしまいました』
表紙がおしゃれで手に取った本。
全部面白かった、とは言わないけど、即身仏の話は妙にぞわっとする日常にはない違和感のようなものがあった。

『祖母姫、ロンドンへ行く!』
これも書店で表紙買い。エッセイか小説かも知れずに読み始めたけど、かなり面白かった。
小さい頃父がロンドン研修に行った時に感じた、初めて海外というものがあるのか、なんて思った懐かしい高揚感が蘇った気がする。
家族の話という生々しさと疑似お嬢様体験というエンターテインメントとささやか且つ本質を突いたようなロマンチックさが絶妙に同居していて、読んでいて心地良かった。

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