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私たちにとって台湾とは何か

2020年2月22日に、私は台湾の【和平島】に行きました。その時、琉球漁民慰霊碑を実際に見学しました。
 丁度コロナが流行し始めで、香港行がキャンセルになり、急遽台湾に行きました。すれ違う台湾人に、私が咳をすると、顔をそむける
ようなしぐさをされたり、ここでも感染症に対して非常にナイーブな状況でした。
 そもそもなぜ和平島に行こうと思ったのかと言いますと、私はかつて競艇がすきで、平和島という
 ボートレース場が東京にあり、なんとなく名前が似ていて、吸い寄せられ、おもしろそうだと思ったことと、
 基隆で時間があったのであまり考えずに、思い付きでバスで行きました。実際に行ってよかったです。
 まさか沖縄の展示物があるなんて、さらにこの授業で紹介されて、驚きです。

 その時の和平島の展示物からのメモですが、『日本統治時代、「台湾人」「琉球人」は身分の卑しい存在であり、その社会的身分の相似が
 台湾人と琉球人の絆を強くしたと記載されていました。当時の新聞求人広告には「琉球人と本島人(台湾人)を除く」
 という項目が多くあったそうです』とありました。
 
 さらに、台北のバスターミナルで、話しかけた女子が、福岡出身の日本人留学生だったり、
 この授業で説明されている語学留学する日本人の一人に出会っていました。

 わたしたちにとって台湾とは何かという問いには、「わたしたち」とはどのような意味を持つのか?
 例えば、琉大の授業であるので、わたしたち=「沖縄の」という意味合いなのか?
 すくなくとも私にとって台湾とは、子供の頃であれば、台湾では、海賊版ファミコンのカセットが売られている場所
 というような印象があり、今では、食べ物がおいしい国の一つである。沖縄から行きやすく、
 さらにトランジットしやすい場所という印象である。実際に何度か来台し、
 沖縄より繁栄し、人口も多いし(2400万人くらい)、住みやすいし、野良猫も多いし、バイク多い場所という印象である。
 沖縄にとっては、お隣さんということなのかもしれません。
 しかし、東京にとっては、お隣さんというイメージは無いでしょう。どちらかと言えば米国を見ている。
 もしかしたら、100年後には沖縄が台湾になるかもしれません。その逆もあるかもしれません。平和のためには決断しなければ
 いけないこともでてくるかもしれません。もしかしたら、有事により台湾と交流してはいけなくなるかもしれません。
 それでも、台湾でたべる台湾の食事はあったかくておいしいです。 
 

 要点:琉球人も台湾人も身分の卑しい存在とされていた時代があったということ。その中で互いに敵対視することもあったということ。
  
 

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