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メカニカルキーボードを買って手放せなくなった話 ー ①購入編

数年前から通勤のあいだに Rebuild という podcast を聞いているのですが、昨年聞いたエピソードのなかで「メカニカルキーボード沼」の話が一番記憶に残っていました。Keychron Q1 というキーボードを買ったのを機に沼から抜けられなくなっていく様子が面白すぎます。

私は仕事でもプライベートでも MacBook Pro を使っていて、そのキーボードには何の不満も感じたことはありませんでした。というかキーボードというパーツを意識すること自体がなかったというほうが適切かもしれません。

ところが年末あたりだったか、何かの拍子にインスタで表示されたメカニカルキーボードの広告をクリックしてから、ターゲッティングされてしまったらしく次々とメカニカルキーボードの広告が表示されるようになってしまいました。インスタ恐ろしいですね・・・。

それまでの知識では、メカニカルキーボードって「男性的」というか「ゲーマーっぽい」というか、機械的な格好良さを追求したようなものが多い印象を持っていたんですよね。ところが表示されるいろいろな広告のなかから、これめっちゃ可愛いのでは?という商品に巡り合ってしまったのです。

NuPhy Air60 V2 に関しては、デザインを一目みて買うことを決断してしまいました。キー配列が慣れ親しんだ MacBook Pro のそれとほぼ同じなのも決め手になりました。さらにこのキーボードの背面には薄い脚がついており、それを Mac のキーボードの隙間に立てることで、アタッチメントを準備することなくいわゆる「尊師スタイル」で使用することができるのです。

NuPhy Air60 V2 の尊師スタイル (on MacBook Pro 13-inch)

ただ購入する段になって問題が発生しました。キースイッチ(キーを押し込む深さや重さを決めているパーツ)のことが全く分からないのです。このキーボードはロープロファイルといって一般的なメカニカルキーボードよりも薄く作られているのでキースイッチの選択肢は比較的少ないのですが、それでも7種類もあります。

仕方がないので、各スイッチの仕様をまとめてみることにしました。

Nuphy ロープロファイルスイッチ一覧(Apr 2024 時点)

・・・はい、まとめてみたところで購入時点では何のことやら全く意味が分かりませんでしたね・・・笑。 基本的な点としては、リニアスイッチとタクタイルスイッチの最大の違いは打鍵したときの感触で、リニアスイッチはすんなり下まで落ちる感じなのに対し、タクタイルは途中で少し引っ掛かりがあります。ただこうした感触については実際触ってみないと分からないので、初めてのメカニカルキーボードということでとりあえず一番スタンダードな「赤軸」を選ぶことにしました。

価格については、メーカー直販サイトから買うと $109.95(送料込みで ¥19,280 くらい)、国内の代理店から買うと ¥27,280〜¥31,530 ということで直販サイトから買ったほうがだいぶ割安です。ただ注意すべき点として、現状では直販サイトから買った場合は「技適マーク」がついていない、つまり国内で無線接続(2.4 GHz または bluetooth 5.1)を使うと違法になってしまう点があります。私の場合は二つのPCで使い回すのもあって無線接続のほうが面倒だと思っているので、USB-C の有線接続しか使わない前提で直販サイトから購入しました。

② 設定編につづく)

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