ぺんすけ

小さなIT企業にいる非エンジニアです。ヘルスケアにちょっと詳しい人。

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    私自身が思ったこととか、気持ちとかを綴ったnoteたちを集めてみました。

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    たまに本以外のレビューも入ってきます。

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    スキ率(閲覧数に対して)が10%以上の好評記事を集めました。

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noteはじめました

こんにちは。ぺんすけといいます。 名前は後で変えるかもしれません。 今までブログとか日記とか、数えきれないくらい始めては、途中で続かなくなってしまうことの繰り返し・・・ 今回こそは続けたいと思います!!← なんで続かないかって、理由は分かってきてるんです。 たぶん自分のキャラ設定の問題。 会社の人、趣味でつながってる人、プライベートの友達、どこにまで身バレしていいのかによって書ける内容って変わってくるじゃないですか。 いや、誰にバレてもいいような内容を書けばいいじゃんっ

    • Python の勉強に再挑戦する理由

      私がはじめて買ってもらった PC は、Macintosh LC というモニター一体型のデスクトップパソコンでした(年齢がばれる)。その中にデフォルトで入っていた「HyperCard」というソフトが、私にとって最初のプログラミング体験です。 HyperCard 熱は数年で冷めてしまったのですが、そのあたりでジオシティーズ(年齢がばれる)という無料ホームページ提供スペースが登場し、 のようなホームページを作っていたのを覚えています。はじめは自己紹介ページ、その後は大学の部活の

      • 「愛の夢とか」(川上 未映子著)

        「夏物語」「すべて真夜中の恋人たち」に続いて、私にとって三冊目の川上未映子さんです。いつ読んでも、心の一番深いところまで沁みわたってくるような言葉。ずいぶん昔に、村上春樹と河合隼雄(この二人は私のなかでセットになっています)に傾倒していた頃の感覚を、ずいぶん久しぶりに思い出させてくれるような作家さんです。 私は、短編集よりも長編小説のほうが読みやすいと思っています。なぜかというと、短編でも良いストーリーだとすっかり入り込んでしまって、次の短編を読み始めるまでにうまく気持ちを

        • NuPhy Air60 V2 を買って手放せなくなった話 ー ③キースイッチ検討編

          (② 設定編 からのつづき) 今日の時点で Nuphy Air60 V2 を購入してから約1ヶ月が経ったのですが、もうこのキーボードは私の生活には無くてはならないものになっています。この打鍵感と音の心地よさは、一度味わってしまったら離れられませんね。。。 ただキーボード沼にはまっている方のブログとか動画を拝見すると、皆さんキースキッチに並々ならぬこだわりを見せているのが分かります。そういう記事を読んだりしている間に、私もだんだんもっと良いスイッチがあるのかが気になり始めま

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          NuPhy Air60 V2 を買って手放せなくなった話 ー ②設定編

          (① 購入編 からのつづき) 商品は注文して5日ほどで届きました。海外から発送されている割には速いと思います。キーボード以外に同梱されていたのは クイックガイド USB-C - USB-C ケーブル(20 cm) USB-C - USB-A ケーブル(1.5 m) 追加キースイッチ(Aloe、Cowberry、Wisteria、Moss 各1) 追加キーキャップ(絵文字、ALT、PGUPなど 11種) キーキャップ・キースイッチ取替用工具 などでした。 この追

          NuPhy Air60 V2 を買って手放せなくなった話 ー ②設定編

          メカニカルキーボードを買って手放せなくなった話 ー ①購入編

          数年前から通勤のあいだに Rebuild という podcast を聞いているのですが、昨年聞いたエピソードのなかで「メカニカルキーボード沼」の話が一番記憶に残っていました。Keychron Q1 というキーボードを買ったのを機に沼から抜けられなくなっていく様子が面白すぎます。 私は仕事でもプライベートでも MacBook Pro を使っていて、そのキーボードには何の不満も感じたことはありませんでした。というかキーボードというパーツを意識すること自体がなかったというほうが適

          メカニカルキーボードを買って手放せなくなった話 ー ①購入編

          「ぎょらん」(町田 そのこ著)

          ようやく今月一冊目の読了です。ここのところ副業で会社を作ったりしていて、単純にあまり読書の時間が取れないのもあるんですが、数字をいじっていると違った頭の使いかたをしているのか、本を読むスピードがガタ落ちしてるんですよね。それでもというか、だからこそ、読書は貴重なリフレッシュの時間になっている気がします。 町田そのこさんの本は、年始に「52ヘルツのクジラたち」を読んで以来です。それを読んだときに映画みたいに情景を描く人だなあと思ったのですが、この「ぎょらん」でも、読者をその場

          「ぎょらん」(町田 そのこ著)

          「東京都同情塔」(九段理江 著)

          ようやくサンデル教授の哲学書も読み終わったので、小説の読書を再開です。あぁなんて小説は読みやすいのだろう・・・笑 芥川賞のレビューを読んですぐに書店から買ってきて、ずっと見えるところに置いてあるくらいには楽しみにしていました。 ただこの装丁、書店に積まれたたくさんの本の中にあるとちょっと見つけづらいんですよね。「東京都同情塔」という字が見えにくいフォントで書かれているせいなのか、水色という色が他の本と比べて地味なのか・・・けっこう目立つところに置かれていたにもかかわらず、書

          「東京都同情塔」(九段理江 著)

          「これからの「正義」の話をしよう」(マイケル・サンデル 著)

          前の投稿から1ヶ月近くあいてしまいました。仕事のほうが忙しかったのもあるのですが、実はこの本がなかなか読み進められなかったというのもあります。物語に入り込んでしまえば知らぬ間にページをめくっている小説と違って、哲学書というのは読み進めるのになかなか体力が要りますね。 多くの人と同じように、私がはじめてサンデル教授のことを知ったのは、2010年春にNHKで放映された「ハーバード白熱教室」がきっかけです。身近な問題と結びつけた分かりやすい講義、ハーバードの優秀な学生も参加した刺

          「これからの「正義」の話をしよう」(マイケル・サンデル 著)

          「さようなら、私」(小川糸 著)

          最近、小さな付箋がたくさん入っているしおりを使うようになりました。これが思った以上に良い。もともと記憶力があまり良いほうではないので、読んだそばから忘れていってしまうんです・・・。下手をすると同じ本なのに、終盤を読んでいる頃にははじめの方の話を忘れてしまっていたりする笑 同じ本を再読することはあまりないんですけど、それでも自分が心を動かされたところが後から振り返られる状態になっている、というのは安心感があります。 さて小川糸さんは、先日エッセイ集を読んで良いなあと思った作家

          「さようなら、私」(小川糸 著)

          幸せにこだわるのをやめたら、幸せになれるのかも?

          このまえ屋久島に行ったときは、年末年始にもかかわらず最高気温が20℃近くあって、春を思わせるような気候でした。さわやかな空気のなか、車もまばらな下り坂をびゅーんと自転車で下りていくのは最高に気持ちよかったです。あ〜幸せだなあ〜という気持ちが自然と湧いてきました。 私は温泉に浸かったときにも最高に幸せな気分になります。あとはジムで程よい強度の運動をしたときとか。人によっては、美味しいものを食べたときとか、きれいな洋服に身を包んだ時とかにも同じような幸せを感じるのかもしれません

          幸せにこだわるのをやめたら、幸せになれるのかも?

          「すべて真夜中の恋人たち」(川上未映子 著)

          「夏物語」を読んでから、私のなかでちょっとした川上未映子ブームが起きています。もともとそんなに本を読むほうでもないので、今まで同じ人の作品を立て続けに読んだことがあるのは村上春樹と河合隼雄くらいなのですが、川上未映子さんもその一角に入ってくるかもしれないと思っています。 一回目に読み終わって、これはもう一回読まないといけない気がしました。恋愛小説のようでいて、通奏低音のように別のテーマが進行しているような感じがして。ちょうど「夏物語」が生殖医療を表向きのモチーフとして進行し

          「すべて真夜中の恋人たち」(川上未映子 著)

          「52ヘルツのクジラたち」(町田そのこ 著)

          以前から気になっていた本なのですが、文庫本になっているのを見つけたので購入してみました。裏表紙のあらすじには とあり、孤独な二人が出会って穏やかに愛を温め合うようなストーリーを想像して読み始めました。出だしこそ同世代との出会いがあったりして明るい展開の予感がするのですが、読み進めるごとにその期待は見事に裏切られます。「生きるぼくら」(原田マハ)序盤にあったいじめの描写もきつかったですが、この本で繰り広げられる虐待、さらにその後に待ち受ける破局はその比ではないです。こちらの心

          「52ヘルツのクジラたち」(町田そのこ 著)

          2024年の目標を立ててみる

          年始から気の休まらないニュースが続いていますが、そうこうするうちに仕事始めも近づいてきたので、忙しくなる前に今年の目標を立ててみたいと思います。 昨年を振り返ってみると、 転職して慣れてきたと思ったら昇進、組織変更 引っ越し後の生活には慣れてきた 読書は月に一冊くらい ジムは週4日くらいのペースで通った 5月にコロナにかかった以外は概ね健康 という一年でした。仕事でけっこう負荷がかかっていた割には、大きく体調やメンタルを崩すこともなく頑張れたかなと思います。

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          屋久島旅行記

          どこか温泉に行きたいな〜と思って旅行会社のサイトを見ていたら、屋久島にあるホテルが目に止まりました。私にとって屋久島というと縄文杉のイメージしかなかったので、そのサイトだけみても今ひとつ旅の具体像が浮かんできません。ただずっと都会にいて、なんか圧倒的な自然に触れたいなという思いもあり、深く考えずに行ってみることにしました。その結果、予想以上に最高の旅になったのでここに記録しておきたいと思います。 なお、今回はシーズンが合わなかったこともあり縄文杉や白谷雲水峽といった原生林の

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          「針と糸」(小川糸 著)

          この前の「夏物語」でエネルギーを使い果たしてしまったので笑、ちょっとエッセイでも読んでみようかなと思いました。小説を読むのって重要な伏線を読み落とさないようにしないといけないし、話がつながっているのでまあまあ脳内のメモリを消費する知的作業なんですよね。まあそれが楽しいんですけど。それに比べてエッセイは読み終わった部分は忘れてしまっても大丈夫っていう安心感がある。体感的に小説の3分の1くらいのエネルギーで読める気軽さがあります。 あとエッセイは作家さんの人となりが分かるのが好

          「針と糸」(小川糸 著)