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横浜の巨大洞窟はタイパのいい霊場だ (横浜市 田谷)

横浜に巨大な手掘りの 洞窟があるんです。私はこの洞窟の存在は全く知らなかったです。ひょんなことで洞窟の存在を知ってすぐに行ってみて、とても良かったので紹介しておきます。

「田谷の洞窟」の場所は戸塚と大船の中間辺りです。戸塚駅と大船駅からそれぞれバスで10分ほどです。駐車場はありますが500円かかるので、歩いて5分ほどにある湯快爽快 たやというスーパー銭湯に車を停めて、洞窟探検の後に風呂に入るのがベストなコースです。大きな声では言えませんが風呂に入らなくても無料で車は停められます。湯快爽快 たやはJR根岸線の本郷台駅から無料バスもあります。

洞窟は常泉寺というお寺の敷地内にあります。洞窟内は1年を通じて17度ほどに保たれていますので、夏場はものすごく涼しいです。寒いくらいです。

常泉寺のWEBがあります。そこには800年前からあるとされていますが、そこは怪しいとしても、必見だと思います。特に夏場は本当に涼しいです。

入り口

洞窟の全貌は1キロに及ぶようで、現在公開されているのはこのうちの250メートルほどだそうです。ろうそくを灯して洞窟内を巡ります。そうそくがなくても洞窟内には照明がありますから普通に歩けます。ゆっくり歩かないとすぐに火が消えてしまうので、30分くらいかかります。

ろうそくを灯すとちょっとした冒険気分が味わえるので、ぜひ火を絶やさないようにゆっくりと回ってください。

正直強い「気」を感じることはありませんが、時代がいつのものであったとしても長い年月をかけて手掘りをしたのは事実だと思うので、構築物としてみてもなかなか魅力的です。

内部には日本の各霊場を模したエリアがあって、ここに行くだけでそれらを全部巡ったことになるという随分とタイパのいい場所です。

洞窟内は修行のための場所で、様々な仏像などが彫られています。詳しいことはこちらの田谷の洞窟保存実行委員会のサイトをご覧ください。




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