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日本人出稼ぎ時代

タイに来ている。約2年ぶりだ。
コロナが僕の海外渡航を邪魔して以来、やっと来ることができた。

2022年11月21日現在、タイへの入国に関してはPCR検査もワクチン接種証明も必要ないが、日本へ入国する際にPCRの陰性証明もしくはワクチン3回目の接種証明が必要になる。
なので、僕は打ちたくも無いが仕方なく3回目のワクチンを接種して渡航している。

ご存じの方も多いとは思うが、未だに街中でもどこでもマスクを着用しているの数少ない国の一つが日本ではないだろうか。
タイへ来るとマスクをしている人なんてほとんど見かけない。
まあ、こんな常夏の暑い国でずっとマスクをしているのはコロナより熱中症で死んでしまいそうなので皆んなしないのかとも思うが、やはり国民性なんだとは思う。

僕は今、バンコクから車で2時間ほどのビーチリゾートである「パタヤ」に滞在している。ここに来るのはもう5回目ぐらいだろうか。
バンコクのように高層ビルが立ち並ぶ都会もいいが、ビーチが目の前にあり、飲むにも食べるにも買い物するにも困らず、ソウテウという乗合のバス?タクシー?を利用すれば移動も便利なので、僕にとってはここがお気に入りだ。

約2年ぶりなので、昨日は街を散策してコロナ前とどう変わっているのが実際に目で見て来たのだが、やはり2年も経ち、コロナ後ということもあってか、以前よく行っていたマッサージ店や飲食店などは違う店に変わったり、FOR RENTの看板が出ている所が多い。

物価も上がっている。
2年前は1バーツ3.3円程度だったと思うが、現在は3.9円ぐらい。
たった0.6円やん!て思ったらとんでもない。この0.6円は非常に大きい。

例えば、日本円で10,000円を両替すると、2年前は約3030バーツだったのが、今では約2564バーツにしかならないのだ。(両替手数料抜きで)
その差、466バーツ。
タイに来て、10,000円で過ごすはずは無いし、例えば10万円両替したとする、4660バーツもの差が生じる。現在の日本円にしておよそ、18,174円。
どうです?デカいでしょ?
10万円で18,000円も変わるんですよ?
20万円なら36,000円・・・

それに加えて、あらゆる物の値段も上がってるから尚更、我々日本人からすると高く感じるのだ。
もうタイは安いから良いよね〜なんてお気楽なことは言ってられない。
この記事のサムネにあるアイスコーヒーも日本円で約300円。
もう日本との差はそこまで感じられない。

日本は物価が上がり、円安の影響を受け、それでも労働者の賃金は上がらない。それに比べて諸外国の物価と賃金はどんどん上がっている。
もはや外国人にとって、日本は安い国と認識されていると思う。
今に始まったことでは無いが・・・

これをどう捉えるかは自分次第だとは思うが、東南アジアのかつて発展途上国と言われていた国の物価と賃金は近いうちに日本と肩を並べ、やがて抜かれていくかもしれない。
日本人が諸外国に出稼ぎに行く時代が近いうちに訪れるかもしれないと本気で思っている。もう一部では始まっているかもですが。

タイに来て、もっと清々しい気持ちの良い記事を書きたかったが、なぜかこんなことになってしまった。

次はもっと気持ちの良い記事を書こ〜っと。
では。ビーチでのんびりしてきます。


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