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9年目の投稿が終わりました。

はい。率直に、結果から。
ちなみに1038枚書きました。

■4次通過
北日本文学賞

■1次通過
すばる文学賞

■予選落ち
新潮新人賞
文藝賞
文學界新人賞
群像新人文学賞
太宰治賞
ハヤカワSFコンテスト
星新一賞
NIIKEI文学賞
阿波しらさぎ文学賞
ひなた短編文学賞
坊っちゃん文学賞
週刊少年マガジン原作大賞

今年は短編を中心にいろいろはしゃいでみたのですが、ほとんど結果は出なかったですね。うーん。

群像に出したものは、怪文書レベルに読みにくいので、無理だろうなとは思ってたのですが、こうでしかありえないすごく好きな作品なので、どこかに公開したいです。

太宰に出したものは、一次落ちでしたが、自分にとっては特別な作品になりました。こういう書き方もできるんだということに気づいた。胸を張れる作品なので、これもどこかに公開したい。

あと北日本文学賞では新聞で触れてもらえてうれしかったです。またがんばりたい。

マエケンが言ってたとおり、ぼてぼての内野安打と火を噴くようなサードライナーなら、後者のほうが評価されるのがメジャーです。たとえ一次落ちでもハードヒットが打ちたい。今年は群像と太宰でそれができた、かな。自己満足といえばそうですけど、自分も満足させられない人が他人を満足させられるとは思えないので。

いま結果待ちなのはこのへんです。

・歌舞伎町文学賞
・新潮新人賞×2
・すばる文学賞
・文藝賞
・ハヤカワSFコンテスト
・小説すばる新人賞
・電撃小説大賞×2

9作品。多くてすみません。
いちおう純文学の書き手なので、新潮・すばる文学・文藝でいい結果が出てほしいな。少し見えてきた密度のある書き方が、もしある程度通用するようなら、成長できる。まったく芽がないなら修正しないといけないですけど。

いまはこのへんを書いています。

・文學界新人賞
・群像新人文学賞
・北日本文学賞

文學界と群像ではマジックリアリズムに挑戦しました。今年のテーマです。ときどきマジックリアリズムは書くのですが、今までより密度の高い(1.5倍ぐらい)ものを試しています。いまの出来としては…きびしい…気がする。ともあれ、来年の春まで、しばらくこの挑戦は続けようと思うので、今すぐは無理でも、なにか勝ち筋のようなものを見つけたい。読んで感想をくださる方を募集しているので、よかったらよろしくお願いいたします。

「作家は才能がほとんどだから目指さないほうがいい」みたいな文章をXで読んだのですが、才能とかいう曖昧な言葉をずいぶん簡単に使うんだな、と思ってしまった。ベイビーステップにあるとおり、才能なんて気にしても意味がないし、そもそも才能の正体って運でしょう。その打率を少しでも上げることができるよう、いろいろ考えたり修正したりするけれど、あくまで受賞はすごろくでいう「6マス進む」みたいに都合のいいワープ装置ではあっても、目的ではないので、なんのために書くのか、見誤らないように、誠実に書きたいと思います。

「何者かになりたい」という言葉が嫌いです。どこにいたって、なにをしていたって、何者でもないでしょう。

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