「カクヨムコン4」に参加します

昨年に続き「カクヨムコン4」に参加します。

「カクヨムコン4」というのはウェブ上の小説投稿プラットフォーム
「カクヨム」で行われる、ウェブ小説のコンテストです。
正式名称は「第4回カクヨムWeb小説コンテスト」。
https://kakuyomu.jp/special/entry/kakuyomu_web_novel_004

賞金6部門合計600万円!
受賞作は書籍化!
前回は3088作品が投稿されたみたい。
うち大賞に残ったのは4作品、特別賞を取ったのは15作品で、
とても狭き門です。

このコンテストの面白いところは、読者選考があるところです。
読者選考は12月1日に開始されて、2月7日に締め切られます。
この間「どのぐらい作品が読まれたか」がランキングによって可視化され、
上位作品だけがファイナルステージの編集部選考に進めるわけです。
(純粋に上位から取るわけではなく、ボーダー上の作品は
取ったり取らなかったり選別されるみたいですが、
最上位クラスの作品は間違いなく通過できるということと、
最下位クラスの作品はノーチャンスというのはたぶん合っています)

この「ランキング」というシステムがなかなか面白いんですよね。
部門にもよるけれどだいたい上位10%程度が通過できるようすで、
ボーダーライン付近にいると、毎日逐一ランキングをチェックしちゃう。
ツイッターでバズったりレビューが付くと一気にランキングが伸びたり。
また逆もあったり。
それと終了間際には駆け込みでレビューが一気に投稿されたりして、
それによって最終日にランキングが大きく変動する様子は
なんか競馬の残り3ハロンみたいです。

読む側としても楽しいです。
今までに知らなかった面白い作品とか作家がたくさん見つかって、
レビューで応援して順位を上げたり、
応援してる作家の順位を毎日チェックしたり、
推すのが楽しい。
推してる作家がもし受賞したらとても嬉しいだろうな。
それと作品は連載形式で、定期的に更新されることが多いので、
次の展開が気になる作品をチェックするのも楽しいです。

わたしはカクヨムコン4に2作品を投稿する予定です。
どっちも現代ファンタジーで、タイトルは
「thunderbolt」と「その割り込みをマスクせよ!」

「thunderbolt」はハヤカワSFコンテストの1次を通過した作品で、
LGBTが認められた町のなかで野球をする少女の話です。

「その割り込みをマスクせよ!」はファンタジーノベル大賞に
かすりもしなかった作品で、
原発のある島で暮らす男がパソコンの世界に転生する話です。

公募の結果という意味では前者のほうが上なのですが、
後者も気に入っているので、
どっちがみんなにウケるのか、知ってみたい。
ということで2作品を競合させることにしました。
(こっそり「ひと月に2回きちゃった♡」作戦と呼んでいます。
「everfree」と「ピンクスパイダー」を発売したときの
hideのコピーでしたね)

カクヨムコン4はいよいよ明後日に始まります。
自分の作品が読まれるのももちろんですが、
どんな面白い作品に出会えるのか、とても楽しみにしています。

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