春の文学賞が終わりました。

というわけで春の文学賞が終わりました。

いずれも3月31日が締め切りで、
下記の3作をそれぞれ応募していたわけです。

エトセトラ 88枚→新潮新人賞
元旦那の中には元旦が隠れている 131枚→すばる文学賞
天使のタンバリン 118枚→文藝賞

文藝賞は投稿3回目ですが、他は初めてでした。
予選通過の発表時期が、
すばるは8月、新潮は9月、文藝は10月と、
順々に出てくるので、なかなか緊張感があったり。

とはいえどの賞も最終候補には7月末ぐらいに
電話連絡がいくようなので、それがなかった時点で
まあ予選落ちだというのは分かっていたので
文芸誌を手に取る時点では「予選のどこまでいったか?」が
最大の関心事なわけです。

で、結果ですが。

エトセトラ 88枚→新潮新人賞一次落ち
元旦那の中には元旦が隠れている 131枚→すばる文学賞一次落ち
天使のタンバリン 118枚→文藝賞一次落ち

3つ全部元気いっぱい一次落ちでした。
うーむ。

今回意識していたことは明確で、
・死とセックスは書かない
・それ以外は好きなように書く
・きれいな文章を書く
ということでした。

それがダメだったんだろうなあ、と思います。
文章がイージーすぎた。
改稿も10回しかできなかったし。
きれいな文章も、筆力があれば読ませるんだけど、
そうでなければ何もない文章でしかない。

江國香織とか森絵都みたいな文章を書きたかったんですけど
そんな憧れで作品を作るような真似は、すべきではなかった。

一言でいえば「愛がなかった」んだと思います。

下読みをたくさんしてもらったのに、
全く結果を出せなかったというのが残念だし、恥ずかしい。
でも自分が自分に一番がっかりしてます。

切り替えて、次はもっと誠実でちゃんとした文章を
書きたいと思います。

またがんばります。

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