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合気を体験してきましたっ!

2022年も終わりとなり、いよいよ2023年です。

来年の見通しについては、いろいろな見方があろうかと思います。ただ正直、社会情勢に関していうと、大変なことばかりかもしれません。

ひとつひとつ取り上げませんが、たまたま目に入ったものでいうと、やはり政府によるコメ減産への圧力はすごそうです。

こうした動きが、実際、私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか、じっくり見守っていく必要があろうかと思います。

今さら、「政府は国民のための政策を打つべきなんじゃないか!」だなんて、野暮なことを言うつもりはありません。国家や政府などというものが、国民を守るために存在していないことが分かってしまった以上、そんなことは、いまや期待もしていません。

今の仕組みのなかでは、私たちは、さらなる苦境に追い込まれていくことでしょう。

ワクチンの話も、いろいろありそうです。

ワクチンを1回だけ接種した人の方が、大幅な死亡率増がみられるという話です。まだよく分かりません

はっきりはしないものの、ワクチンの中長期的影響については、現在、世界中で「確認中」の状態にあるわけですから、あらゆる可能性を排除することはできません。こうした類の科学的議論も踏まえて、今後の成り行きをしっかり見守っていく必要があります。


まぁ、とにかく大変そうです。でも、そんな大変そうな時代にあって、これからを生き抜く術として、合気の話をちょくちょく取り上げさせていただいています。

彼ら」は、次から次へと、私たちに対して「やってやろう」とするテーマを繰り出してくると思います。それに応じて、こちらは変幻自在に動けばいいのです。
相手の「やってやろう」という意識を感じたら、私たちはそれにこだわらず、受け流しながら別のテーマで動きます。そうしていたら、きっと「彼ら」は拍子抜けして、いずれ勝手にズッコケるのではないかと思うのです。

今、この社会を動かそうとしている人たちがいるとして、「彼ら」に抗おうとする生き方は、多分、かなりキツイはずです(おそらく勝ち目はありません)。だから、そういう「彼ら」からの圧力は、適当に受け流しながら、ススっと自分の生きたいように生きるのがいいということです。

・・・で、ついに私、合気の体験をしてまいりましたっ!

今回、訪れたのは、時折、私の記事でも取り上げさせていただいているやわらぎ道・石森先生の道場です(石森先生もマスク姿だったので、私も軽くマスクをしての稽古となりました)。

とても楽しく、いろいろと勉強になりました。それらを凝縮してまとめると、次の通りです。

①石森先生はガチの本物
②人間は想像してた以上に反発してる
③相手が倒れててビックリするくらいでちょうどいい

①石森先生はガチの本物
これは、今さら言う必要もないと思いますが、一応、最初に言っておきます。石森先生は本物です(笑)。

今回、私と一緒にレッスンを受けてくれた方がいて、その方は、合気なんかは全く信じていなかったようです・・・が、終わった後に「本当にあるんですね」と衝撃を受けていました。

はい、本当にあるんです(笑)。

また石森先生は、すごい方なのに全然偉ぶりません。そこもすごい魅力のように感じます。道場に行っても、変に堅苦しいところがなく「ちわーっす」という雰囲気で入れていただき、終始、等身大のまま、コミュニケーションをさせていただけました。

ちと、虜になっちまいます

②人間は想像してた以上に反発してる
稽古序盤、先生に腕を掴まれます。そこから「合気下げ」というのをするのですが、もうその時点でダメ出しです。

普段、腕を掴まれるということがないので、ただ腕を掴まれただけなのに、私の体は、それに対して反発をしていたそうです。自分では意識をしていません

意識をしていないというよりも、コレは当たり前のことですが、腕を掴まれれば、少なくとも自分の体に力が加わります電車に乗っているとき、電車が揺れたら、転ばないように体勢を立て直そうとします。それと同じで、腕を掴まれると(微妙ながら)体が動くので、その動きに対して、微妙に体勢を立て直そうとしてしまいます。その微妙な動きが、先生の方に「反発」として伝わるそうなのです。

いやぁ・・・反発って、かなり無意識にやってしまっていることを実感しました。

そこまで抜かないとダメですか?」というくらい意識しないと、真に「反発しない」ということはできないということが分かりました。

③相手が倒れててビックリするくらいがちょうどいい
序盤、無意識に生じる反発については、ご指摘いただいたので、レッスンが進むなかで、だいぶ意識して取り除くことができるようにはなりました。

ただし、そこから相手を倒そうという動作は、さらに一層ハードルが高くなります。倒そうとする瞬間、その力が相手に伝わってしまい、今度は相手の反発を招いてしまうのです。結果、相手を倒すことができなくなります

これは本当に不思議な体験なのですが、うまくいっているときは、相手と触れている部分の肌の感覚は、まったく変化がありません。倒そうとしているわけですから、本来、相手と触れているところには、何らかの力をかける必要があります。

しかし、それが違うのです。

相手と自分の間、触れている肌の感覚は何も変わりません。それを感じながら、ゆっくり全体を動かしていくと、先生が「ゴロン」と倒れてくれています。逆に倒そうと思って、スピードをつけてしまうと、絶対にうまくいきませんコツはゆっくり、優しく、相手と自分の間に変化がないように動かすことです。

これは動画をみていただければ分かりますが、先生が倒れているのをみて、先生を倒した私が一番混乱しています。

率直な感想としては、「何もしてないじゃないですか?」というくらいです。何もしていないのに、相手が勝手に倒れてしまっているので、もうワケが分かりません

でも、それくらいがちょうどいいということです。


ということで、激動の2022年合気の体験で締めくくってみました。

石森先生、大変貴重な体験ありがとうございましたっ!

分かったことは、相当意識して「お前とは戦わないよ」、「へー、そうしたいのならしてみたら?」という動きをしないと、うまくいかないということです。

2023年以降、さらに大変なことばかりかもしれません。そんななか、無茶してそれに抗って、時代の渦に飲まれてしまうなんてゴメンです。

こちらとしても、さらに技に磨きをかけて臨んでいきたいと思います。


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