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脅迫を受けている人々のことも伝えよ

ある特定の言論や主張に対し、それを抹殺するため、力づくで抑え込むための仕組みがあるようです。2020年の大統領選をめぐる不正問題については、大手IT企業がことごとく検閲をかけて、その言論を封殺しています。トランプ大統領自身のTwitterやFacebookのアカウント凍結などはもちろんですが、それらを論じる投稿なども数多く削除されています。

そして、事はウェブ上に限られていません。リアルの世界では、無数の脅しがかけられています。司法の場で「トランプ敗北」というニュースは、こぞって取り上げられていましたが、この司法での戦いは、脅迫との戦いでもありました。トランプ陣営を弁護しようとする人々には、執拗な脅しがかけられていたのです。トランプ陣営だったジェナ・エリス氏については、以下のような報道がありました。

米トランプ大統領陣営の上級法務顧問のジェナ・エリス(Jenna Ellis)氏はメディアの取材に対して、最近多くの脅迫電話や脅迫メッセージを受けており、なかには身の安全を脅かすものまであると語った。

エリス氏は11月24日、米メディア「ブライトバート・ニュース(Breitbart News)」の独占インタビューで、「自分は何百何千もの脅迫的なダイレクトメッセージなどを受け取った」と述べた。 なかには、彼女の弁護士資格を剥奪するために、弁護士会に苦情を申し立てる活動をするなどの内容もあったという。
2020年11月27日「大紀元ニュース」

これはごく一例で、こうした脅しをかけられていた弁護士は数多くいたようです。弁護士だけでなく、証言を行う一般人に対しても、ひどい脅迫があったといいます(ミシガン州で開かれた聴聞会での発言です)。

質問者「より多くの人が前に出てこないのはなぜですか?つまり、このような広範囲にわたる詐欺があったとしたら、何十人もの人々がいるはずでしょう。」

発言者「理由をお話しします。私の人生は破壊されました。これが原因で私の人生は完全に破壊されました。私は家族を失いました。わたくしは友だちを失いました。私は脅迫されてきました。私の子供たちは脅かされています。」

ネット上での言論封殺だけではなく、リアルの世界でも数多くの脅迫や嫌がらせなどで、証言する人々を封じ込めようとする力が働いていたのです。こうした状況のなかで、どちらに真実、正義があると考えるべきでしょうか。

BLM(黒人差別反対運動)についても不可解なことがあります。つまり「黒人差別反対」ということ自体は、耳障りもよく、正義に聞こえるのですが、純粋にそうした運動と捉えることはできません。

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2020年、大きな運動に発展するきっかけとなったジョージ・フロイド氏の死亡について、現在、裁判が進行しています。その死因について、当初、警察官がフロイド氏を押さえつけたことが指摘されていました。

しかし最近、フロイド氏が薬物を過剰摂取しており、それが原因であったという結果が出てきてます。つまり、BLMには都合の悪い情報が出てきてしまっているわけです。

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この裁判で弁護側証人の元自宅が、動物の血まみれにされ、玄関前にはブタの頭が置かれていたそうです。BLMの過激派の仕業だといいますが、常軌を逸しているとしか言えません。紛れもない脅しです。

このような脅しが、相対する人々の発言を委縮させ、抑え込む効果があるのは明白です。大手メディアが、報道を行う際、こうした脅迫があることをきちんと伝えてくれればいいですが、そうでなければ、脅迫を受けた側が不利益を被るだけになります。

大手メディアには、是非、そうした公正な姿勢で報道に臨んでいただきたいと思います。ただ今のところ、彼らにはそういう姿勢が見えないため、報道機関ではなく、宣伝機関ということになりますが・・・。

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