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新生活、見舞い。

常日頃から社会に出ると、変なことがあるもんだなーと感じることがある。

1番僕は気になっているのが「まともな大人」のフリをしている人の、正体の分からなさだ。

学生を終えたばかりの自分には「妻がいて」とか「子供のために働いて」とかがすごく大人っぽく感じたもので、そういった大義名分のもと「手を抜いて」仕事をしている様に唖然としたのだ。

そういった内容のnoteを書こうとしたら、僕が敬愛する古賀史健さんが、興味深い記事を上げていた。("嫌われる勇気"などで知られる、今売れてる本のライターさん)

「1人前の男です、えっへん!」としつつも、表情はくたびれた中年の人たちが、おそらく僕ら20代には理解しがたい生き物で、反対に彼らも僕らのことを「ゆとりは、よく分からねぇ」と、理解する努力を半ば諦めているのだ。

古賀史健さんも僕らからすれば、おっさんなのだが、そんな彼も社会人になったときに物事が口約束で決まり、曖昧な記憶を元にして進められる仕事のあまりの「テキトー」さに驚愕したのだという。そんなあやういバランスで会社は成り立ち、社会は動いているのか…と。

きっと大人に相談すれば「そんなもんだよ、うまくやりな」と一蹴されるに決まっている。

では、良い上司を探す…?積極的なコミュニケーションをとる?空気を読んで、同調する?どれも難しいだろう。

できるかぎり、スルーしてやるしかないのだ。彼らは、1人前になったつもりで、それっぽく働いているので、人によっては役に立たないアドバイスをしてくる。金の話し、やる気の話し、プライベートに関わってくる恋人の話しなど、きっと仕事以外の話しを聞かれるときがある。

それらは僕の経験上、必ず「人格否定」に突入するので、早い段階で「そうですね〜」と言って退散するのが良いと思われる。

冒頭に「正体の分からなさ」と書いているけど、それもそのはずで「1人前、先輩、まとも」と、たくさん「タテマエ」はあっても、あくまでまだ成長過程にある、同じ弱い人間なはずなので、問題(妻が冷たい、子供に相手にしてもらえない、給料が少ない、部下が言うこと聞かない)を抱えている生き物なのだ。

そういった人たちと「協力」するも必要はなくて、自分より早くあの世に行くのだから…と極端な考え方もできる。転勤や異動で、1〜2年の付き合いしかない、可能性もある。何にせよ、人格否定されたとしても、小石につまずいたくらいに、受け流した方が良さそうだということ。

そして、同じことを考えてる先生も居たりして…。

大人側から、今の若者と年上との価値観のズレを分析して、なんと具体策まで考えてくれているそう。(新書なので、読み易いよ。発売は19日)

身の回りに、尊敬できる人が居なくても、本や漫画、映画の中、有名人などを通して学べることはたくさんあるので、今流行っているものとか、今朝話題のニュースとかに惑わされず

手を差し伸べてくれる大人に、助言をもらっとこう。

そうやっている内に、目の前の仕事なんかより面白いものが見つかって、自分で何かをやっちゃっているんだろう。

とにかく、社会に出るとモンスター化した大人が待ち受けてるので、気をつけてね!!

では、このへんで。

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