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一新塾講師に佛子園理事長の雄谷良成氏!『ごちゃまぜシフト~100年時代の地域戦略』

一昨日の一新塾講師は、社会福祉法人佛子園理事長の雄谷良成氏に、
石川県よりお越しいただきました。
テーマは『ごちゃまぜシフト~100年時代の地域戦略』。

雄谷理事長が障害を持つ子どもたちと寝食を共にされた幼少時代、大学時代、理論中心のカリキュラムにもの足りなさを感じられ、ドミニカ共和国の現場に飛び込んでゆかれたこと。

ご自身のかけがえのないご経験に立脚し、それを掘り下げ、深めてゆかれたからこそ、「ごちゃまぜ」を生み出され、タテ割りの福祉に大きな変革をもたらしたのだと、志を貫く歩みに、改めて、深く感動いたしました。

2008年、「廃寺になるあの寺をなんとかしてほしい」と頼られ、
「山草二木 西圓寺」の立上げ。

障害者の生活介護、
就労継続支援、
高齢者デイサービス、
放課後等デイサービス、
児童発達支援、
地域の人が集まれるカフェ機能など、
タテ割りの福祉に変革をもたらし
ごちゃまぜコミュニティを生み出しました。

さらに、

2014年「シェア金沢」
2015年「B's行善寺」
2018年「輪島KABULET」
を続々とごちゃまぜの施設を開設。

現在は、地方創生の「生涯活躍のまち」として、
佛子園と青年海外協力協会と協働して、
輪島市、岩沼市をはじめ「ごちゃまぜコミュニティ」が
全国各地に広がっています。

「非日常ではなく、日常を見つめる大切さ」
「フロンティアは遠くでなく、身近にある」
「地域では、問題あるから未来が拓かれる」
数々の深い気づきをいただきました。

また「ごちゃまぜ」には、多くの先人からの知恵の伝承が感じられました。さらに、この時代を生きるすべての方々、一人ひとりへの敬意とまごころ。「美味しいお茶屋やコーヒーを心を込めて淹れる」ことが原点であること、深く刻ませていただきました。

「人は人と交わるだけで元気になる!」
生まれてから人生を看取り合うまで、どんな方でも、人生を丸ごと受けとめるごちゃまぜコミュニティの懐の深さ。居心地の良さ。主体性を引き出す力。このコミュニティが全国にますます広がっていることに大きな希望を感じました。

ごちゃまぜを生み出された雄谷理事長の一人ひとりの人間の可能性を誰よりも信じ、多様な価値観を受けとめる懐の大きさと寛容性が胸の奥に響きました!

参加された塾生のご感想と胸に響いたお言葉です。

●人間の潜在能力の凄さ
●日常をしっかり見つめる時代
●人が元気になる配慮・環境づくり・組み合わせ
●支援は与えるのではなく自立を前提に一緒に考える
●人の力を信じる、自分たちがやりすぎない
●人生の幸せの作り方のヒントが見えた気がする
●笑い、笑われる関係を作りたいと思いました
●まず自分のメンテナンスをしっかりする
●観光ではなく地域住民との本物の交流が大事
●まちのビジョンを地域の人たちと時間をかけて話し合う
●問題があるからこそ生まれるものがあると信じられるように

今年の色紙のメッセージは、
「笑われる力」
人を笑わせる力を育むためには、
素の自分になって「笑われる力」。
ヨロイを身に着け闘い続けている
企業戦士にとっては、目からウロコでした!


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NPO法人一新塾/森嶋伸夫 著
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