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小金井市長の白井亨さん(一新塾OB)『ちがいを魅力に。つながりを安心に。住民から市民に。』

昨日は、小金井市長の白井亨さん(一新塾OB)に『ちがいを魅力に。つながりを安心に。住民から市民に。』をテーマにご講義いただきました。

ビジネスマン時代の2012年に一新塾に入塾。

当時、偶然転勤で住むことになった小金井市での慣れない子育てで、奥さまは「孤育て」状態に。そこで、一新塾で「子育てシェア」プロジェクトを立ち上げ、平日の日中の奥さまを助ける仕組みをつくれないかと活動をスタート。

その活動を通して、小金井市の課題とポテンシャルを感じたことから政治の世界に挑戦。「子育て×繋がり×賑わいの好循環の仕組みをつくる」を掲げ、20~40代を中心とした政策を考え、若い世代へ訴えかけて、在塾中の2013年に小金井市議会議員選挙に初挑戦・初当選。

住民のニーズにとことん寄り添い、コミュニケーションをデザインして、市政をのSNSやチラシでタイムリーな情報発信。常設の事務所でのカフェや勉強会。「普通の市民」と「市政」の距離を縮めることに注力されてこられました。

市議として3期を経て、2022年10月、市立保育園2園を廃止する条例改正の専決処分への対応についての前市長の突然の辞職を受け市長選に再び立候補。2万7251票で市長に初当選!

市長として、市役所のアップデイト、人材育成やDX推進や組織改正、副市長に小平市職員を抜擢された斬新な取り組み。さらに、市政と市民をつなぐ毎月のタウンミーティング。加えて、職員の協働意識を醸成するため若手職員をNPOに派遣し3日間の体験を積む取り組み。市民目線、民間目線も大切に、地域を自分事化する人を増やし、主体的市民のまちづくりへの挑戦を着々と積み上げています。

サラリーマン時代とことん仕事には打ち込まれながらも、かつては地域や政治に無関心だった自分から、地域を自分事化し、市民活動、そして、市議会議員、さらに、市長になられた白井さんだからこそ、多くの普通の市民を目覚めさせることができるのだとお言葉の一つ一つがとても響きました。

参加者一同、白井さんが普通のサラリーマンから、地域変革のフロントランナーに駆け上がるモデルを示していただけましたことに大きな勇気をいただきました。背中を押していただきました。

参加された塾生の感想と胸に響いたお言葉の一部です。

●人生は自分次第
●時間は自分でつくれる
●何事も自分事として捉える
●市民目線を貫く
●まじめに、おもしろく
●「自分でやるしかない」という初心
●コミュニケーションをデザインする
●対象者のアンテナがどこに立っているか
●思い切って「やめる」「変える」
●関心が低い層を段階的に引き上げる
●自分流で行政のしくみや体制を考える
●失敗は早くした方がいい
●あきらめずに続けてゆく
●修行

「迷ったら、動け。」
白井さんのチャレンジ人生の経験から紡ぎだされた
色紙のメッセージを教室に飾らせていただきました。

★主体的市民を輩出する一新塾


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