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松籟学舎一照塾 開塾の弁

禅仏教の哲学と実践を現代において真に有効性のある形で創造的に学ぶための、広い意味での 修行の場としてオンライン上に「松籟学舎 一照塾」を開塾します。 ※下記リンクには「Facebookにログイン」と表示されていますが、クリック頂ければどなたでも「松籟学舎一照塾」にアクセスできます。

禅仏教は己事究明の道として中国から日本へと伝わり、何世代にもわたって伝承され深められてきました。しかし、現代世界において禅の持つポテンシャル(潜在力)はいまだ、十分に理解され、発揮されているとは言えません。われわれが現代におけるさまざまな個人的、社会的問題を力強く乗り越えていくうえにおいて、禅は極めて有益なリソースとなり得るはずです。長い伝統の中で培われてきた禅の教えや修行を補助線として、一人一人が意義深い人生を生きていける道を創造的に発見していく一助となるような活動をこの塾を通して展開していきたいと願っています。

塾の名前にある「松籟(しょうらい)」とは「松の梢に吹く風が立てる音」のことです。禅の風に吹かれて一本一本の松がそれぞれ個性的な松籟を生み出し、それが自ずと和してポリフォニー(多声音楽)のようにダイナミックに展開していくというのが松籟学舎のイメージです。伝統を継承しながら、新しい禅の姿を創造するべく、お互いが切磋琢磨する場として育っていくことを目指しましょう。

活動の柱は、今のところ、
・オンライン講話(音声and/or動画)
・オンライン坐禅会(動画)
・オンラインエッセイ(文章and/or動画)
・オンライン井戸端会議(動画)
などを考えていますが、必要に応じて臨機応変にやり方を考案していきます。基本的には会員制を取らず、お布施によって運営していく方針です。皆さんの、物心両面からの応援をよろしくお願いします。お志がもしあれば、この記事の最下部の「気に入ったらサポート」からお布施ください。

 なお、「松籟学舎 一照塾」はオンライン上での私の個人的、私的な活動ですが、それとは別に「禅学探究アカデミア(仮称)」という一般社団法人を立ち上げて、公的なミッションを持った禅の普及啓蒙活動も並行して展開していきたいと考えています。これは、禅学を共同的に探究するための学会兼研究所のような性格を備えた団体です。原則的にアカデミア会員からの会費によって運営され、オンライン形式での発信も含めて、各種研究活動、公開の講演会やシリーズ講座、対談、ソマティック禅のワークショップ、坐禅合宿、などを行っていきます。こちらの方も合わせて応援いただけたら幸いです。

松籟学舎一照塾 塾長 藤田一照



いつも応援してくださり、ありがとうございます。お志がございましたら、お布施をお寄せくださいませ。松籟学舎をどうぞよろしくお願いいたします。