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2021年、屋久島でオープンした、アートと食をめぐる5つのショップ

コロナ禍にあっても、屋久島では、10軒以上のお店がオープン。
家賃が安かったり、木材が手に入りやすかったり、リノベーションしやすい環境が整っているからか、tama cafeの店主の「夢の実現までの距離が短い」という言葉を思い出します。

今年の取材の中から、印象深かったお店をいくつかピックアップ。

島の南、高平集落にオープンした「a heavenly kitchen」は、色あざやかな野菜料理のお店。洋服をコーディネイトするみたいに、お皿の上で、いくつもの色が重なって、店主のみきさんの前職が美容院のカラーリストと聞いて納得。不思議と色の調和から、味の調和も生まれます。
水平線を望むお庭に、とても感じのいい大きな樹が、植えられていて、料理はもちろん、店そのものもとっても「heavenly」。


お次は、屋久島在住アーティストの作品が一堂に集められた「ART&COFFEE SUNSUN YAKUSHIMA」。宮之浦港と屋久島空港の間、楠川集落の幹線道路沿いにオープンしました。大きな油絵から、小さな夜光貝のアクセサリーまで「買えるアート」がたくさん揃ってます。
パーマカルチャーをベースとした農業にも取り組まれていて、メニューにあるゴールデンラテやカレーのターメリックは自家製。フレッシュなしぼりたてのターメリックで作るゴールデンラテなんて、日本ならず世界的にも珍しいのではないでしょうか?


こちらは、持ち帰り専門の「HIRANO WRAPS」。
縄文杉や宮之浦岳、ヤクスギランドへ向かう町道荒川線の起点や春田浜海水浴場の近く。ラップサンドだけでなく、ヴィーガン弁当なども注文できるので、ここで買って、山や海で食べたい。
自然食品店も併設されています。


泊まれるエコヴィレッジ「aperuy」の母屋の一角にも、量り売り専門店が新たに誕生しました。気持ちいい縁側でお茶やお菓子もいただけるので、旅人も是非。


オーダー家具や木の雑貨で知られる「SOLMU PUUT」にも、待望のショップがオープン。花崗岩の巨岩の上にポツンと建つ姿がなんともかっこいい。
樹種によって重さも手触りも違う島の広葉樹。通販もいいけど、触って選べるのが魅力です。ご近所の陶芸家や竹細工職人とともに作った、made in 平内の雑貨も要注目。


どのお店も、「何曜日が定休」という決まりはないので、SNSで営業日のチェックをしたり、予約したりして、ご利用ください。この5店に限らず、冬場は特に、営業日を少なくしているお店が多いので事前チェックは必須です。

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