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0次情報表出化/人工言語イスクイル

人工言語の中でイスクイルというものを知っている方がどのくらいいるでしょうか。

そもそも人工言語というものにあまり馴染みがないかもしれません。
僕も昨日、このnoteではおなじみウィルさんに教えてもらうまでは知らなかった
この説明は完璧ではありませんが人工言語は、文化(人の営み)から自然発生的にできた言語ではなく人が故意に生み出した用法が最初から決まっている言語のことである、またこれをプログラミング言語のことだと言ったりする人もいる。
そしてこのイスクイルは
1978年から2016年にかけて、アメリカ合衆国の言語学者ジョン・キハーダ (John Quijada) が作成したものである。

日本語は母音+子音でできておりさらにその組み合わせでできた単語、それを並べた文章でコミュニケーションないし文化の継承をしている。

ただこの母音と子音には個々に意味があるわけではなくそれがいくつかつらなると意味があるもので、やはり自然発生的だなと思う
押忍!とかHallo!とかHola!(スペイン語)とかの挨拶、呼びかけは比較的口を開くと出やすいおとであるOとAでできている。
この音が一番早い段階で出てくる感じは他者を認識してからの過程として妥当であるかなと思う。
識別のための言語であれば、まず自分(I)があり(you)がある話はそこから始まる。
最初のIもアイと発音していたわけではなくおそらく人間の象形文字であるような気がする。かなり俗説的ですがね。

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さて、このイスクイルの特異な点はいくら重ねても名詞がなく概念のみが存在するというところです。
例えばこのnoteのサムネイルを概念的な言葉のみで表現するとき、

(3,6、空虚、拡張、内包された空間との境界、重い軽いetc)

などなど、名詞を利用すればこのイラストは
「黒いサイズの異なる3つの球体もしくは丸が、フレームのみの立方体の周りに
空間的に三角形に配置されている。」
と、言えなくもない。

文字のことをでき方の違う文字で新たに書くことは
公伝されてきたアフリカの言語を急に英語に被征服的に書き換えられてしまい
アフリカの中にあった気持ちなど表現ができなく、ちぐはぐになってしまった感覚に似ている。

端的に言おうと思うと
「イスクイルは動的概念を記号的に表現し、名詞では共通概念が不明なもの同士の共通項を見つけることもできるようになる。」
「人間の五感ないし六感で感じた初期的、感化された動的感覚を直接表現し想像力を既知なものから離し新たな抽象概念を創造可能である。」

全然端的に言えていない。

しかしこのイスクイルによって
というよりイクスイル的概念によって言葉によってつなぎとめられてしまった
表現のロックが外されたような
身体が精神と思考を伴って重力とエネルギーに従い動き始めた感覚になった。

まだイクスイルは話せない。

話せなくてもいいかもしれない。

ただ、自分が感じた0次情報を動的に印象して記録してもいいんだ
それを数学の項のように扱ってものを表現してもいいわけだ、、。

そんな感動が少しでも伝われば、、
そんな気持ちです。

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(なんとか編み出して伝えようにも伝わることのない膨大な情報の塊)


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