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CCF(サイクル3)反省記録

幕張メッセで開催されたチャンピオンズカップファイナル(サイクル3)に参加してきました。

緑単を使用して結果は3-4と奮わなかったですが、次回参加出来たときのために振り返りをしておこうと思います。


来世(来シーズン)では頑張りましょう

デッキ選択


「デッキ選択は正しかったの?」という点については、特に反省点はなかったと思います。

メタゲームとしては「ラクドス、緑単、青白の使用者が多く、次点で白単人間・サクリファイス・具現・アブパル・ロータス・独創力・ボロス召集などといったデッキが続く形で、公開制の影響からアグロがやや少ない」といった話を前週のチーム内練習会で会話しており、実際ボロス召集が予想より少ない以外は想定通りのメタゲームだったと思います。(チームに感謝)

このうち緑単は上記に挙げられたデッキに対してほぼ五分以上に戦える(緑単ミラーもそこまで苦手意識があるわけではない)こと、デッキの地力がそもそも高いこと、キープ基準が比較的緩くて構成パーツ上マリガン耐性(※アドを得やすい)もそれなりといった点から緑単を選択しています。

…というとそれっぽく聞こえますが、そもそもフォーマット問わずで、何のデッキを作るか考えたときに「地力が高いこと」「マリガン耐性があること」の二点を満たすかどうかを初めから気にしてるので、単に「使ってるデッキの立ち位置が良いから、そのまま使い続けた」が正確ですね。

なお緑単は、白単人間にだけ明確に相性が良くないですが「絶望レベルの不利ではないこと(先後の差が出やすい)」「当たっても1~2回であること(内一回勝てれば御の字)」の二点から、このデメリットは許容範囲と判断しました。(というのと、上位に行けば行くほど白単に当たりづらくなる予想も込み)

なお実際のマッチアップですが、

ラクドスサクリファイス 〇
ラクドス(リミテ神の方) 〇
ラクドス(ウィンディさん) ×
ラクドス ×
白単 ×
ラクドス 〇
具現 ×

ラクドスに異常に当たっていますが、白単に一回しか当たってないので「白単には当たっても1~2回だろう」という予想は合っていました、結果論ですが。デッキ選択とマッチ運のどちらも悪くはなかったため、勝ち切りたかったところです。

リストに関して


まず今回使用したリストがこちら。

よくばりさんか???

エリア予選時点から75枚一緒。
元はJVさんの緑単をベースにしてますが、かなり欲張り構築をしています。
主にニッサの誓い3なのにボーラス入れてる点。

普段のプレイでは足を引っ張られることよりも助けられたことのほうが多かったため(無茶はあるものの)ボーラス入り自体は問題なかったと思います。成功体験のバイアスもあるかもしれませんが…

反省すべきポイントはニッサとソブリンの枠で、それぞれ誓い4枚目と加速手段やユーティリティカード(イクサラン、イコリア侵攻、女人像)に当てるべきだったように感じます。
理由としては対ラクドスを考えた時、ハンデスでマナ加速を潰されてデッキの動きが鈍って満足に動けずにボードを保ててない、というケースがまま発生するためです(5マナのカードを初手で見るよりも、加速手段があるほうが嬉しい)。
元々マナ加速が初手に2枚以上ある場合の勝率(17lands風に言うとOHWR。初手にあったときの勝率)が、対ラクドスに限らず明らかに高いことは実感していたので、足回り面をもっと重く見た方が良かったと思います。(他デッキで言えばマナベース周りの話になるかな)

対ラクドスに限って、もう少し詳細に言語化すると「最大手のラクドスはハンデスを絡めながらクロックをかけてくるデッキ。リスト公開制であることから、1ターン目はプッシュまたはハンデスでキープを決める。そのため対峙する緑単側は初手におけるマナ加速手段を2~3枚持っておくか引いてくる必要があり、その確率をより高める構成であったほうが良い」といったリスト公開制であることを考慮したリストに変更する判断が出来ていれば…が反省点だと思います。

プレイ

各ゲームの細かなプレイに関しては(流石に細かく覚えてないので)言及しませんが、サイドボードはもっと詰める余地があったと思います。
スプレッドシートで各マッチアップの勘所や要点は整理してましたが、もう少し深堀りが必要でした。(そしてそれをリストに反映できれば良かった)

基本的に緑単はあまりサイドボードしませんが「対ラクドスにはエシカをメインに入れる」「(上記リスト特有ですが)青いマッチではスラーンを入れる」といった細かな変更はあります。
上記は対策の対策観点ではありますが、その他にも「主にはウィッシュボードだけど、場合によってはメインに入れる」部分の検討が甘かったかなと思っています。

その他、プレイというよりはプレイ環境の話になりますが「店舗・エリア予選の場とは違う」という点は、もっと意識すべきだと思いました。
「準備してきているプレイヤーしかいない、かつリスト公開性のため、予選の場とは全く違ったゲームになる」と言えば良いでしょうか。
その結果、対面したデッキへの相性の認識が少しズレている部分があったのかなと思います。対ラクドスは5.5~6:4~4.5ぐらいに考えてたけど、公開制という土壌を踏まえると五分寄りだと思います。

こうした認識ズレに関しては、幸い色んなメンバのいるチーム(コミュニティ)に所属してるため、その中で会話などして解決していければ良いなと考えています。(重ね重ねチームに感謝です)

まとめ

ここまで書いた反省点を纏めると、以下三点になるでしょうか。

・リスト公開制を考慮したリストにしましょう。上ブレ期待ではなく、安定感のあるリストがベター。
・プレイヤーはみんな強い。不利~微有利と考えてるマッチに関しては、悲観的に見た場合への備えを用意しておくこと。
・サイドはもっと詰められるところがないか、を考える。このパーツは本当に必要なのか?を懐疑的に捉えた上で、定量的な評価をした上で入れるかどうかを判断する。

次回のシーズン2サイクル1のエリア予選権利は持っているので、この振り返りを活かせる機会が得られるよう頑張りたいと思います。次回こそは初日抜けしたい><

拙文ではありましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。こうした経験の共有が、どなたかの糧になれば幸いです。




P.S.
それはそれとして、指輪物語ドラフトやるぞ~~~







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