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車で行くキャンプならシュラフは化繊で十分

題名そのものな話ですけど、今回は「その高級ダウンシュラフ、いる?」という内容です。

キャンプギアには安いものから高いものまで様々ありますが、機能が価格にダイレクトに反映するものが、シュラフとマットレスではないかと思います。今回はその2つの中でもシュラフを焦点を当ててお話しいたします。

高級ダウンシュラフの用途と機能性


シュラフは安い化繊シュラフだと2,000円くらいで売られているものもあります。これが高性能なダウンシュラフになると80,000円くらいするものもあります。なぜここまで価格差が出るのでしょうか?高級ダウンシュラフは何が良くてそんなに高いんでしょうか?

最近SNSとかブログとか見ていると皆さん結構いいシュラフを使ってたりします。ナンガ、モンベル、イスカなどの国産のダウンシュラフが人気が高い印象があります。

こういったダウンシュラフは温かくて軽くてコンパクトで、非常に高性能ですが、その性能はザック一つで過酷な冒険に挑むようなスタイル、例えば例えば登山、雪中キャンプ、ロングトレイルなどで使う際、「軽くて温かいが正義」の世界で効果を発揮します。

オーバースペックではありませんか?


なので、普通のキャンプに使用するにはオーバースペックであることがよくあります。

テーブルは重いアイアンテーブル、椅子も木製で結構かさばるもの、テントは重いTC素材で、ポータブル電源も持ってきている。。明らかに車でないと移動ができないような荷物を持っている中、シュラフはナンガの軽い5万円のやつっていう、そういうレイアウトをよく見かけます。

けど、お小遣いでやりくりしている私からすると、「軽量化を図ったその高いシュラフ、本当に必要ですか?」「どうせ車で運ぶなら安い化繊で良くない?」というように思ってしまいます。

もちろん、高いブランドもののギアをたくさん集めて、並べて、素敵なキャンプレイアウトを作ることを目的にしているのであれば、それはそれで全然いいんですが、単純にキャンプを楽しむのであれば、車キャンプにあえて高い登山用のシュラフを買う必要はないのではないでしょうか。

雪中キャンプも化繊で十分


現に私も2月の雪が降る最低気温-6度ぐらいまで下がった中でキャンプをしたことがあったんですが、その時に2,000円の快適気温8度の化繊シュラフと、3,000円ぐらいの快適気温0度の化繊シュラフ、この2つを持って行って、それを重ねて寝るということをしたんですが、最低気温-6度の中で、暑くて起きるぐらいの保温力はありました。化繊で十分ですし、雪や結露で濡れても保温力が衰えない分、逆に化繊のほうがメリットがあるのではないかと思いました。

一度冷静になってみて


普通に考えたらトータル5,000円ぐらいで済むキャンプギアに、50,000円もかける必要はあるのか?と思うんですが、SNSやブログでオシャレなレイアウトや、上手くプレゼンしているのを見ると、高性能な高いシュラフがどうしても欲しくなってしまいます。

でも一度冷静になってみてください。車で行くキャンプであれば、どうせ車なんだから、多少かさばっても安い化繊シュラフで十分寝れます。お小遣いの中でやりくりされている方は、「化繊シュラフじゃダメなのか?」をよく考えていただければ、と思います。

自分のキャンプスタイルをよく考えてギアを選ばないと、選んだギアがチグハグになったりオーバースペックになってしまうこともあります。資金が潤沢にある方や、ギアコレクターな方は別ですが、限られた資金でキャンプを楽しむのであれば、高いギアであればあるほど、自分のキャンプスタイルに合っているかを購入前にじっくりご検討してみてください。

お小遣いキャンパーの独り言でした。

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