受験学習ペースメーカー ver. 2023/07

2023年7月23日(日)政治経済・公共

1週間(2023年7月24日〜30日)の学習テーマの選定

①大テーマ:日本国憲法

 今週は、日本国憲法を学習したいと考えている。
 何故、憲法を学習しようと思ったのか。
 社会に出て生きていく上で、必要となってくる法律的定跡の根本に当たるのが、憲法である。民法や会社法など、興味を引き寄せてくる法律が多種あることは認める。しかし、その大本の憲法とその憲法に付随する歴史や背景知識を知らなければいけないと考える。

②中テーマ:現代憲法までの歴史

 日本国憲法の条文を読む前に、まず、憲法が世界に登場した理由と歴史について知っておきたい。どんな出来事・背景があるから今の社会の形になったのか。その歴史を知っておきたい。世界史的知識が必要になることはもちろん、世界での地殻変動が、どのように日本に波及してきたのか。そして、現憲法の歴史について知っておきたい。 

③小テーマ:現代憲法における日本の立ち位置について

 現代憲法の比較を最終的には目指したい。現代憲法における日本国憲法の立ち位置を確認し、世界的文脈における日本の役割について想像したい。しかし、この課題に応えるために、一つずつ歴史認識を押さえていく必要があるだろう。一つの見方だけでなく、様々な論者の論考を読んでいきたい。

積読リスト

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 ティナ・シーリグ著(阪急コミュニケーションズ)

ぼくたちに、もうモノは必要ない。〔増補版〕佐々木典士著(ちくま文庫)

知らないと恥をかく世界の大問題 池上彰著(角川SSC新書)

VISION 夢を叶える逆算思考 三笘薫著(双葉社)

読了本リスト

学校がアホらしいキミへ 日垣隆(大和書房)

 僕はどちらかというと、学校はアホらしいと思ってしまう性分だったので、この本と目が合ってしまい、読み進めてみた。
 日本の学校では、問題と答えが一対一対応で、こどもたちが考える余白が無いと指摘されてあった。この指摘に同感するとともに、一つ違う考えを持つに至りました。
 僕は、余り受験勉強が得意な部類ではなかったので、図書館で読書だけして、受かる大学に入れてもらうという仕方で、受験学習をしていました。
 その際、感じたのは、問題と答えは一対一対応であるかもしれないが、その答えを対応させるのは個人の自由だと思いました。
 例えば、記述式問題や小論文だとわかりやすいです。
 どのような論点を持ってくるのかは、各受験生に任されています。つまるところ、論述するテーマの選択、論の展開や落としどころを、どこに、また、いかに持っていくかは、個人に委ねられています。
 その自由さを除いて、問題と答えが一緒くたにされていると指摘されていて、ちょっと引っ掛かりました。
 選択式の問題も、自分のわかる範囲で答えればいい。そもそも、間違えたって、どうってことない。当てずっぽうで答えが正解だとしても、なんだか腑に落ちないです。
 学習というのは、懐の広いものだと思うので、間違えたら、間違えたでよく。それを長期的に見て、少しずつ修正を繰り返していく。そのプロセスが大事だと思います。もちろん、結果が伴わなければ、希望する学校や大学に入学できません。でも、考えてみれば、身の丈に合った大学に入学するでもいいんじゃないかと思います。その場所で、遺憾なく自分の能力を開発する・発揮する。どこの場所でもやっていける柔軟性を養生する方が、個人的には、帳尻合うと思います。試験からは逃げてはいけないというけれど、逃げた方が身体に良ければ、逃げるのが吉だと思います。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講座 ティナ・シーリグ著(阪急コミュニケーションズ)

 この本は、高校生の時の受験英語の参考書に掲載されていた文章でした。当時、この本を始め、様々な自己啓発本を読み進めて行くうちに、自分も何かしら、行動や活動を事業として起こせるのではないかと思うようになりました。
 その一つの通過点として、この小金井学舎があるのだと思います。

 この本から学びたいことは、『自分を許可すること』だと思います。
 言い訳や理由を付けて、何か行動を起こすことを拒んでしまったり、心を閉ざしてしまうことがないようにしてほしいという願いが込められている感じがします。

 この本を読んでいると、スタンフォード大学の講義を受けてみたくなります。もう大学は御免という気持ちもあり、少し揺れ動いています。今は、小金井市で学べることをとことん学びつくそうという心持ちで活動をしています。

 もう僕は、20歳を幾分過ぎていますから、この本の想定読者ではなくなってきています。それでも、この本を読むことで、大学在学時のピュアな気持ちが蘇りました。初心忘るべからず、ということです。

 成功ばかり追い求めて、失敗することを恐れること勿れ。失敗を失敗と認められると楽になる。心の中で反芻している箴言がいくつも出てきました。
 僕は、何を人生のテーマに置いているのかということも段々ここらあたりかなということが明瞭化してきました。
 僕の人生のテーマは、引き継ぐことです。
 引き継ぐことを通じて、日常を保守する。これが僕のライフワークになります。日常を保守しながら、ゆっくり、焦らず、確実に生きていく。それが大事だと思われます。

 色々と行動を起こしたくなる本でした。『学ん読』でも紹介したい本ですね。


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