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👩‍💻情報システム/社内SEって、どんな仕事?

はじめに

これまで、山や写真に関する記事AIに関する記事を投稿してきました。
今回は、自身の仕事に関する内容を投稿しようと思います。
花形ではなく、また場合によっては従業員や経営層からお叱りを受けがちな職種かもしれませんが、情報システム/社内SE職の理解が少しでも深まり、優しく接してくれる方が増えると嬉しいと思います Σ('◉⌓◉’)

情報システムの範囲について

少し雑に言ってしまうと、取り扱う対象はインターネットにつながっているものや電気が通っているもので、会社が業務を遂行する上で必要と判断するもの全てになります。
ただし、企業の大きさや業種によって、それぞれ対象の範囲は多少異なってくると思います。そのため、どの企業でも共通する視点(カテゴリ)をなるべく意識して記載します。

情報システム職のミッション

個人の主観も入ってしまいますが、基本的には以下の考えをもとに業務に取り組んでます。

  • 社会により良いサービスを提供し続けるために

    • 自身も会社もお客様も安心して仕事ができる環境を提供します。

    • 使いやすく利便性の高いシステム環境を提供します。

情報システムの業務概要

1.IT機器管理

・PC/ スマホ/ モニター/ 複合機/会議システムなどのIT機器の運用管理
・インターネット・社内ネットワーク機器の運用管理

2.社内システム管理

・メール、チャット、ファイルサーバ、ワークフロー、会計システムなど
 社内業務で利用するソフトウェアの運用管理
・コーポレートサイトの運用管理

3.セキュリティに係る運用管理

・IT機器の紛失/ 盗難/ マルウェア感染などのインシデント対応
・各システムやサイトの脆弱性対応
・従業員教育

4.ヘルプデスク

・上記に関連する問合せ対応
・入社/退社/組織変更に関連する上記対応

5.プロジェクト対応

・経営、各部門から発生する各種プロジェクト 
 (例)IPOに向けたIT統制、オフィス移転、会計システム刷新など
・自部門起点のプロジェクト
 (例)PC刷新、ネットワーク機器刷新、資産管理システム導入など

情報システムの設計について

なるべく安くて、高機能で、便利で、メンテナンスが楽ものを使いたい、新しい家電を購入する時と同じように、情報システムでシステムを導入する際もそう考えます ٩( 'ω' )و

家電と大きく異なる点でいうと、導入(購入)は、将来にわたり利用者がいつでも安心して使うことができるよう、運用が必要となる点です。
そのため、導入前に、以下をきちんと検討する必要があります。
・今の人員とスキルで安定した運用が継続できるのか
・他システムとの連携性(柔軟性)はどうか
セキュリティ脅威への対策 

1.安定運用

・導入費用/ランニング費用は問題ないか。
 その金額を払ってでも達成したい目的か。
・導入後の運用は誰が実施するのか。
 またその担当者は時間的/技術的に問題ないか。
・不明点があった際や有事の際の相談窓口はあるか。
・システム障害が発生した場合のバックアップと復旧方法はあるか。

2.柔軟性

・今の機能だけではなく、先を見据えた拡張性は備えているか。
・他システムとの連携性はあるか。
 例えば会計システムがある場合、新しく導入するワークフローシステムとの連携や親和性はあるか。
・将来システムを入れ替えることになった場合の切り替えやすさはどうか。

3.セキュリティ

・外部からの攻撃対策は実装されているか。
(例)WAF(Web Aplication Firewall)、マルウェア対策、二要素認証の実装
・SaaSではなく、オンプレミスやIaaSを利用する際は、OS、MWなどの脆弱性対策の運用方法は検討しているか。内部人員で対応できるか、またはアウトソースで運用するか。 

4.補足

・リソース(費用/人員)やビジネス状況の兼ね合いもあり、全ての要件や確認事項が100%達成できることは難しいと思います。そのため、実際はシステムでカバーする部分と運用でカバーする部分も出てきます。

・理想を掲げつつも現実を考慮して、いつ何をどう組み立てていくのか、これが醍醐味でもあり大変でもある点です。

最後に

  • 最後まで読んで下りましてありがとうございました。

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