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自己肯定感の「低さ」は自分が決めている

——ちょっとドキッとするタイトルだよね
——過去の自分を振り返る意味も込めて書くよ
——こんな考え方ってどうかな?という一つの案
——ずっとこういうこと考えてる探求偏愛者です♡

▼このnoteは、こんな流れで書いてます

0)はじめに

『自己肯定感』という言葉は、
誰でも一度は聞いたことがあるほど
耳馴染みのあるものになった。

いろんな解説が世に溢れていて、
どれも本当に興味深くて学びが多い。

このnoteを書いている私は、
自己肯定感についてはその「低さ」に
悩み、もがき、試行錯誤を繰り返しながら
高めた一人である。

最近また
「自己肯定感が低いことで悩んでいる」
という話を聞く機会が増えたので、
私なりに考えてみた。

そういえば、
自己肯定感を語るときに
セットとして使われるのは、
「高い」「低い」という程度を表す言葉。

ん〜、
自己肯定感が高い/低いねぇ・・・。

1)自己肯定感の意味を調べる

今まで違和感を覚えることなく
普通に使ってきてたけど、
ここであらためて
『自己肯定感』の意味を調べてみた。

自己肯定感とは?
自分のあり方を積極的に評価できる感情、
自らの価値や存在意義を肯定できる感情
などを意味する語。
自己否定の感情と対をなす感情とされる。
引用:Weblio辞書『実用日本語表現辞典』

※この解説を読んで
   反応する部分や感じること
   人それぞれだと思うので、
   そこはぜひ味わってみてほしい。
(紙に書くのはおすすめ)

私の場合はこちらの2つ。
(1)自己肯定感って「感情」なんだ
(2)「自己否定」と「対」をなすんだ

特に(2)は興味深くて、
いろんな疑問や考えが浮かんだ。

2)自己肯定感を別の言葉で言い換えてみる

自己肯定感が高い/低いって、
この意味合いから考えると
「自己否定」が強い弱いと言い換えられる
ってことだよね?

つまり・・・

自己肯定感が低い人 = 自己否定が強い人
自己肯定感が高い人 = 自己否定が弱い人

ストーーーン!

この方程式を見たとき、
自分のなかで腑に落ちる感覚があった。

ー ー ー ー ー

 自己肯定感が低くて
 生きづらさを感じている人は、
 自分を否定をする気持ち(自己否定感)
 が強い状態
にある人。

 つまり、
 本来の自分を(何かしらの理由で)
 強く否定している人。

ー ー ー ー ー

3)言い換えから見えてきたものをシェア

わぁ〜、もうこの時点で
生きづらそうだなって感じる(涙)

だって
「自分を自分で否定する」を言い換えると
一番近くにずっと
「自分にダメ出しをし続ける人がいる」

ってことだもん。

考えただけで吐きそうじゃない?(笑)
悲しいよね?ツラいよね??

たとえ周りの人から称賛を得られても、
自分がずっと「否定」してたら
全然ハッピーじゃないよね?
心が満たされないよね?

やだー!これって、
自分で自分の足を引っ張ってるやん!

4)あたらめて自己肯定感の意味を考える

ここでもう一度、
『自己肯定感』の意味を思い出してみる。

自己肯定感とは?
自分のあり方を積極的に評価できる感情、
自らの価値や存在意義を肯定できる感情
などを意味する語。
自己否定の感情と対をなす感情とされる。
引用:Weblio辞書『実用日本語表現辞典』

今度は、違う言葉に反応した。

二行目の
“自らの価値や存在意義を肯定できる感情”
などを意味する語。

あ〜なるほど。

自己肯定感 = 自らの価値や存在意義を肯定できる感情

なのだから、
(極端だけど)言い換えると・・・

自己肯定感が低い人 = 自らの価値や存在意義を肯定できない人(否定する人)

うん。
これまでの内容と整合性がとれた。

自分を自分で否定し続けてるんだから、
そりゃあ〜
自らの価値や存在意義を肯定できないよね。

すると、新たな疑問が。

5)自己肯定感が低いとどうして生きづらいの?

私は今でこそ
「自分はどういう状態であっても良い」
という許可を出せているけど、
生きづらさを感じていた頃は
そうじゃなかったな…と思い出した。

自己肯定感が低いことで
生きづらさを感じていた頃の私は、
人から良く見られたい人
(自分を良く見せたい人)だった。

※「良く見られたい」という言葉の
   具体的な内容は人それぞれだと思うので、
   これまたぜひ味わってみてほしい。
(紙に書くのはおすすめ)

ちなみに私はこんな感じ。

・いつも笑顔で元気
・しんどそうな姿を見せない
・人の悪口は言わない
・頼まれごとは快く引き受ける
・「無理」「できない」と言わない
・何でも積極的&前向きに取り組む
などなど

ヤバい…書いてて息が詰まりそう…。
だって、言い換えるとこうだもの。

辛くても苦しくても耐えて、無理やり笑顔で元気に振る舞う
しんどくても我慢して普段通りにする
気分が悪くなった感情を無視してなかったことにする
気が乗らないことでも無理して引き受ける
等身大の自分を隠して大きく見せる
やりたくない、興味がないことでも無理して取り組む

ちなみに
もう少し細かく言うと、
「人から良く見られたい」と
思うこと自体は何の問題もない。

問題なのは、
「人から良く見られたい」と思って
本来の自分を隠したり、否定したりすること。

たとえば、私の場合だったら

他人から良く見られるためには
ポジティブな感情が大事

(ポジティブな自分でなければならない)
と思い込んでいたから、 
自分を良く見せるために否定したのは
ネガティブな感情たち

拗ね・悲しみ・怒り・不安・疑い etc…
ネガティブな感情たちこそが
本来の自分なのに、
否定したり
気づかなかったことにしたり
なかったことにした。

すると、どうなるだろう?

否定されたために昇華できなかった
ネガティブな感情たちは行き場を失い、
モヤモヤや違和感という形に変わって
自分のなかを彷徨い続ける。

認めてくれなかった
自分に不信感を抱きながら——。

6)まとめ

自己肯定感が低い人の多くが
「自分に自信がない」と言う。

かつての私も例に漏れず
「自信がない」が口ぐせだったし、
「自信がもてるようになる何か」を
外部に求めていた

でも、今は違う。
すべては「自分」が決めている
と確信している。

自己肯定感が低いのも
自分に自信がもてないのも、
本来の自分を自分が否定しているから。

その結果として
自分との信頼関係が崩れ、
自分への不信感が生まれて不安が大きくなる。

そんな状態では、
自らの価値や存在意義を肯定できる感情
(=自己肯定感)が育まれるはずはなく、
必然的に自己肯定感は低くなる。

つまり、
「自己肯定感の低さは自分が決めている」
と言っても過言ではないのだ。

ー ー ー ー ー

『どんな状態の自分で在りたいか』
という決定権はいつでも自分が握っている。

ー ー ー ー ー

(画像引用:イラストAC『カフェラテ』さん)

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