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ラベルデザインのコンペに参加して「アドバイスって大切だ」と学んだ話

ランサーズ新しい働き方LABの研究員2期生ノダミヤコです。
研究員として6月から活動しているのですが、私に何ができるのかまだわからない、そんな中、ラベルデザインのコンペ情報を見つけたので参加してみました。
その経験が学び多いものだったのでアウトプットとしてここに書き記します。

経緯

6月から始まった第2期の新しい働き方LABの研究員制度、「フリーランスがチームを組んだら、単独ではムリだった大型案件を何件受注できるのか?」という企画の一員として選ばれました。
私の本業は工業デザイナーで、普段は建築事務所でCADや3DCGを担当しています。
新しい働き方LABでは、すでにフリーランスとして活躍されている方や人気のエンジニアの方々に紛れて、「さて私に何ができるのか?」と自問自答。
模索していたらランサーズ内でオリジナルビールのラベルデザインコンペ情報を見つけました。
ワインやビールが好きなので参加したい!
でも、私はクリエイティブ関係の仕事をしているとはいえグラフィックデザインは素人レベル。
だったら「研究員制度内でアドバイザーを募集してみよう!」と大胆な提案をしてみました。

ここらへんの行動は早い私

手を上げてくださったイチハシさん

すると、フリーランスのグラフィックデザイナーであるイチハシアイ〈リンクデザイン 〉さんがアドバイザーとして手を上げてくださいました。
でも、ちょっと待ってよ、イチハシさんってランサーオブザイヤー2022受賞してて、先日の「ランサーズパッケージをやらない手はない理由」ウェビナーの講師をしていた人。
恐れ多い!
天を見上げてホォォォンと放心した後、ありがたくお願いすることにしました。
コンペの提出期限は7月8日、期間は約2週間。
その間、デザイン案を2回提出してイチハシさんからslackを使ってアドバイスをいただく旨に。
制作中は自分のダメさに落ち込んでコンペ参加を諦めようとしたのですが、イチハシさんの応援が大きな支えになり、結果、最終案1件を提出することができました。

スケジュールは立てられるんだけど実行は厳しい

アドバイスの大切さに気付いた私

制作中はセンスがない自分を目の当たりにして挫折しそうでした。
「面白そう!楽しそう!」と深く考えずに行動してしまう私。
その結果、思うように動けず途中で投げ出してしまうことが今までに幾度も。
今回も諦めかけたことが何度かありました。
でも、イチハシさんからいただいたアドバイスが文字通り心の支えになりました。
迷っても方向を示してくれる。
私に足りなかったことを教えてくれる。
本やサイトのデザイン指南とは違って、私のデザインためにアドバイスをしてくれている。
slackのコメントにつけてくれた応援スタンプでさえも有り難くって、それを思うと力が出て最後までやり切れました。

こういうちょっとしたスタンプで励まされました

イチハシさんからのアドバイス

 支えになりとてもありがたかったー。
アドバイスは、ラベルデザインのたたき台提出時とその修正後の計2回をお願いしていました。

まず、1回目のたたき台をCanvaにまとめて提出。
どんなデザインがいいかリサーチはしても考えがまとまらず、「こんなの提出して良いのかな」と不安と共にイチハシさん送りました。
すると迅速なお返事で的確な御指南!

これはいただいたフィードバックの一部。
全てのデザインには「意味」があるとのこと。
心に刻みます。

光が見えました。
ほぼ丸投げのような案を提出しましたが、コンセプトの深め方を示してもらい、進む方向が見えました。
もっと早くに頼ってもよかったかも。

2回目の提出時のアドバイスも明確なフィードバック。

これもフィードバックの一部です。
イチハシさんは[検索・検証]の時間を多くとってるんだ。
手を動かす前にじっくり考えるんですね。
タイトルとデザインが良く合ってるってお褒めの言葉‼︎
私の過去記事まで読んでいただいてる‼︎

教わったコンセプトの詰め方、リサーチの方法、実感を持って納得できました。
今までの自分のやり方に無駄がいっぱいあったことにも気付きました。
迅速なレスポンスだったのも見習いたかった点で、さすがランサーオブザイヤー。

コンペ結果

さて、7月20日に結果が出ました。
当選はしませんでしたが、なんと参加報酬をいただきました。
さっそくイチハシさんにメッセージを送ったら喜んでいただけました。
快挙だと言ってもらい、良い結果だったんだと改めて実感。
採用された作品は一目見て納得。
プロのグラフィックはこうなんだと。
洗練されていてフォントに遊び心がある。

自分のを見るのは恥ずかしいなー

総括

初心に戻ってデザインしたので、クリエイティブの楽しさを再発見しました。
自分の得意分野も見えてきました。
今後も力量を上げるために自分に合いそうなコンペにはチャレンジしていきたいです。
ランサーズで小さいけれど一つの実績を作ったことに自信が持てました。
一番大きかった収穫は「アドバイザー、もしくはメンターの存在の大切さ」を実感したこと。
いままでいろんなことに手を出して挫折してきたけど、もし客観的なアドバイスがあれば今とは違う自分になっていたかも。
今後は私自身がアドバイスを素直に受けとるだけでなく、他の人にも良い影響を与えられるような活動も視野に入れたいです。

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