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【QUT】オーストラリア留学記 Day2

相変わらず暑い。
ここで悲劇が起こった。

なんと、ステイ先のエアコンが故障してしまい、業者が来る来週までの間、冷房が使用不能なのである。

日本と違って湿度が低く、比較的過ごしやすい気候であるが、それでも30度台のクソ暑い日々をエアコン無しで過ごすことは想像以上に体力を使う。

家の中にいても尚、水筒を手放すことができない。

前回の記事はこちら↓


大学へ行ってみた

バスを捕まえよう

昨日、ホストシスターに教えてもらった道のりを歩き、徒歩10分ほどかけてバス停に向かい、乗り換えアプリを見ながらQUT Kelvin Groveへ向かうバスを捕まえて乗車した。

オーストラリアでは日本と異なり、そのバスに乗る意思を明確に示さないと、たとえバス停の近くにいたとしてもバスが通過してしまうことがしばしばある。

このイラストのように、バスに向かって、欧州の今は亡き某政治団体の敬礼を彷彿とさせるようなポーズで手を挙げると、バスが目の前に停車してくれる。

バスの運転手は今のところフレンドリーな方ばかりで、質問にも笑顔で答えてくれるし、下車する際は「Thank you」と言ってくれる。

ひとまず安心だ。

運賃の支払いも、GO CARDという日本で言うところのSUICAやPASMOといった交通系ICカードを専用の端末にタッチするだけで簡単に終わる。

ただ、問題は乗車してからである。
なんと、このバス、今どこを走っているかどこにも表示されないのである。

どうやら、Google Mapや景色を頼りに、今の自分の現在地を推測して、目的のバス停が近くなったとき「STOP」のボタンを押すという方式のようだ。

普段、僕はバスに乗車する際は音楽を聞くことが多いのだが、乗り過ごしてしまうと洒落にならないので、Google Mapとにらめっこして、常に自分の現在位置を確認し続けた。

大学に到着

獲物を狙う鳶のごとく、Google Mapを凝視していたおかげもあり、無事目的地であるKelvin Groveでバスを降りることができた。

運転手の男性に笑顔で"Thank you!"と言い残し、大学のキャンパス方面へと向かった。


大学、とんでもなくきれいである。QUTはオーストラリアの国立大学で、日本で国立大学と言えば基本的に旧帝すら設備が古くて汚いイメージだが、QUTは違った。日本の下手な私立大学より洗練されていて、設備も新しく、キレイである。


涼しくキレイなキャンパスを散策していると、ふと炭酸飲料が飲みたくなったので、自動販売機を探してみることにした。

ある!コカ・コーラもペプシもある!何ならマウンテンデューまで!
値札がなく、値段が表示されていないのが気になったが、とりあえず商品番号を入力してみる。表示機には「3.00」の文字が表示された。

3セント?んなワケがない、なんと、缶のコーラ一本、しかも大学の自販機という比較的優しい値段設定の自動販売機でコーラが一本3ドルである。

高い、高すぎる。USJも顔負けの値段設定に、すっかり炭酸飲料が飲みたいという気持ちが失せた僕は、無料のウォーターサーバーで水筒に水を汲み、オリエンテーションが行われる教室へと向かった。

オリエンテーションを終えて

オリエンテーションではOSHC(留学生向けの健康保険)や単位履修、成績評価などについて説明がなされた。インド、アフガニスタン、ポーランド、アメリカといった様々な国から学生が来ているため、オリエンテーションを担当する先生もゆっくりと聞き取りやすい英語で話してくれた。

オリエンテーションを終え、同じ都市大の学生と国際支援課の先生と合流した。先生に連れられ、カフェテリアへ行くと、先生が5ドルのレモネードを奢ってくれた。

若干皮の渋みもあり、ジューシー。夏にもってこいなので、オーストラリアを訪れた際はお試しあれ!

オーストラリアのSUSHI

QUTの学生食堂には、SUSHI MURAという日本語ネイティブからすると若干strangeな名前の寿司屋がある。寿司屋といっても扱っているのはカルフォルニアロールやエビマヨ巻といったカジュアルな寿司ばかりで、どちらかといえばSubwayやMcDonaldといったファストフード店に近い雰囲気だ。

QUTではウェルカムウィークが開催されており、なんと、ランチを2 AUDで買うことができた!

物価の高いオーストラリアでは、いくら学食とはいえ外食は避けていこうと思っていたが、2ドルなら買うほかないと思い、早速オーストラリアのSUSHIを試してみることにする。


普通に美味かった。
酢の酸味は控えめだけど、普通に美味しい。

右は唐揚げとキュウリが入っていて、右はツナマヨにアボカドが入っていた。

水筒なくした!!

昼ご飯を食べ終え、大学を友人と散策していると、僕の水筒がなくなっていることに気づいた。

友人に荷物を見てもらい、学食、カフェ、図書館、すべて見て回ったが、どこにもなかった。

仕方ないので、オリエンテーションで教わった Hi-Q (学生支援センターみたいなところ)を訪れ、落とし物についてどうすればいいか訪ねたところ、丁寧に落とし物届け出フォームの存在を教えてくれた。

落としたのがパスポートや財布じゃなかったことが不幸中の幸いである。

ホストシスターの家庭教師

ホストファミリーはいい人たちで、ずっと何かを頂いてばかり(まぁ、滞在費を払っているからでもあるが)で、何か恩返しができないかと思っていると、ホストシスターが数学に頭を抱えていた。懐かしい、二等辺三角形とか、合同条件・相似条件のあたりだ。ちょうど良い恩返しのチャンスだと思い、ホストシスターに1時間ほど数学のレッスンをした。彼女の成績がこれによって上がるかどうかはわからないけど、少しでも役に立てていたらいいなぁ・・・。と思う。

(よく見ると文法間違ってる)

isosceles triangle → 二等辺三角形・・・らしい!

最後に

この日は初めての大学、初めての海外大学での履修登録と初めてでいっぱいだった。3日目、4日目も頑張っていきます。

それではみなさん、Have a nice day!

次回↓


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