たらこスパゲッティロスを満たしてくれるフランスのタラマ
Vol.036
イタリアにいる時、大抵お昼は簡単にパスタ料理が多い。
時に日本が恋しい時は、ナポリタンなんかも作ってしまう。
それこそケチャップ入れて、玉ねぎやピーマン入れて。
仕上げは贅沢にもクラフトのパルメザンではなく、本物のパルミジャーノをふるのがコツだ。
でもタバスコは別格なので、それはそれで買っておいてある。
でもイタリアではナポリタンは叶っても、たらこスパゲッティは叶わない。
フランスだと念願叶うタラマの存在
フランスのスーパーマーケットには、ブリニという小さなクレープのキットがお魚コーナーに大抵販売されている。
ちなみにフランスのブリニはロシアのブリヌイから定着している。
そしてそのすぐ横に、それにつけるペーストが売られている。
例えばフムスやワカモレペーストなどは、日本でも知られた存在のことだろう。
その中でひときわピンクに輝く存在がある。
それがタラマ(TARAMA)である。
基本的に魚卵のクリームソースなのだが、その味はあのたらこにかなり似ている。
かといって、タラマのタラがタラコのタラというわけではない。
このタラマはギリシャ料理がオリジナルだが、フランスのどこのスーパーマーケットでも販売されているほど、フランスで市民権を得ている。
タラマクリームを利用したたらこスパゲッティもどきで昇華
この味わいを知ってしまったら、やはりパスタにしようと思ってしまうのは私だけではないはず。
調べれば結構なフランス在住のm日本人作っているタラマスパゲッティ。
そして異口同音にたらこスパゲッティロスをみなさん昇華しているので私も作ってみた。
私はパスタを茹でて、ちょっとの茹で汁、パルメザンチーズ、オリーブオイルで和えた 。
味のアクセントになればと、オリーブオイルでソテーしたズッキーニも添えてみた。
かなりたらこスパゲッティロスが昇華される。
大満足な逸品となった。
フランスに住んでいて、もしくは欧州在住者でフランスに旅する際は、このタラマクリームをイチオシではなく百オシしたい。
タラマスパゲッティはかなり満たされる。
そして日本に戻ってやっぱり次は明太子スパゲッティが食べたい私である。
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