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国際食品展示会のFOODEXに出展した。

Vol.051
今回の間髪知れずとした来日の理由は、FOODEXへの参加だ。
私が持つクライアントは、たいてい輸入者が決まっているので、なかなかFOODEXの出展をしない。

そんな中、久々の輸入者探しのクラインとからの依頼で急遽日本へ戻り準備し、参加することなった。
もちろんイタリアホールでの出店となったので、ちょっとイタリア目線でその感想を書き残しておく。

毎度イタリアホールのご案内。
ビッグサイトではホール2。

3月6日から3月10日までの合計4日間開催

時間軸を追って。
3月5日(月) イタリア人来日、午後設営でビッグサイトへ。
3月6日(火) びっくりするほどの来場者数。
3月7日(水) びっくりするほどの来場者数。
3月8日(木) びっくりするほどの来場者数。
3月9日(金) びっくりするほどの来場者数。
3月10日(土) イタリア人はイタリアへ帰国。私は箱根へ。

パンデミックの終わりをはっきりと感じた今回のFOODEXは7万人を超える来場だった。
今回はアルコール度数40度以上の商品を提供するブースにいたので、結構余裕かなと思いきや、めちゃめちゃ忙しかった。
嬉しい悲鳴ではあった。

お酒を紹介するブースは、
16時からイタリア人のアペリティーボで賑わってしまう。

そして久しぶりの盛り上がりだったため、なぜか他国ブースからの友人の訪れもすごかった。日本、ベルギー、中国、台湾、フランス、スペインなどなどから友人がわざわざ会いに来てくれたという。

もともと海外ブースは輸入者を探すマッチングブース

FOODEXは大きく分けて、国内ブースと海外ブースに分かれる。
国内ブースは、日本国内ですでに流通している商品の展示会となる。
つまり即売れる!という商品である。

一方の海外ブースは、海外の商品を取り扱うブースではあるのだが、日本の輸入者を探すという目的がほとんどだ。なので、即売れる! という商品というか、将来見込みある商品というものである。

ただし国別に商品が展示されることから、そのカテゴリーに従事する人もいるため、一部は輸入されている商品も海外ブースにはある。

イタリアホールで毎回恒例に必ず聞く嘆き事

そんなイタリアホールの出展は、今年168社という多さだった。
その小さいブースに3-4人入っているから、それだけでもたくさんの人である。
たいていイタリアから直接来ている。
そしてそのたいていが必ず嘆くことがある。

「フランスのブースってかっこよくない?」 である。

イタリアとフランスは隣り合わせ。

ほんとイタリアって、どこまででもフランスに対してルサンチマンがある。
なぞにフランスに対してだけ意識が違う。

確かにフランスブースはなぜかイタリアよりも一段高い設計になっていて、目を見張るような作りになっている。
でもイタリアもイタリアでそれなりにいい。
なのにイタリア人はフランスをなぜか毎度とうらやましく思う。

それをわき目にスペインブースで起こったこと

スペインの知り合いができたことで、その人のブースに行こうと同僚がいう。とはいえ、各ホールのブース数は今年はとても多い。
イタリアで168件あるくらいだから、スペインも相当だろうと思い、
「ブース番号聞いた?」 と尋ねた。
「もちろん。100だって。」とあったので、スペインホールへ足を進めた。

到着してみると、スペインホールはまさかの全員100という。
つまり、100-34、100-35、100-36という番号の振り方だった。

まさかー!

するとさすがにポジティブイタリア人。
「きっと100-100だと思う!」と自信満々だったので、番号を追えば86番ごろで終わった。

そこをとぼとぼ帰ろうと思ったら、たまたま通りかかったところが知り合いのところだったので、運よく会えてよかったという結果に。

しかしスペインのブース番号100の割り当てはいったいなんだったんだろうか?

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