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頑張ってる素敵なあなたに書いたよ

ここでは日本一周や、日々頑張ってるあなたへ向けて書きます。



1、頑張ることは最適解ではない

旅に対しても「全力投球」しようと身構えているあなたへ。もっと肩の力を抜いてほしい。ここで伝えたいことはたったひとつです。

「ときには休みましょう。」

これだけです。

あなたはこれまでの人生で、どれほどの期間、自分の意志で「休暇」を取りましたか?休暇というのは、「身と心を安心した時間、場所で整える行為」と定義するとします。海外ではバカンスなんて呼んだりしますね。

あなたはこれまで、どれほどの「休暇」を自分に許したことがあるでしょうか?一年?半年? 2ヶ月? 1週間?

幼い頃から小中高と走ってきて、大学受験、就職活動、就職、そして毎日働いて家と職場を往復する日々。レールと呼ばれる道をはみ出さないように丁寧にがむしゃらに走ってきたと思います。走らされてきたと思います。そこに、自分のための自分を許してあげる「休暇」はまともにありましたか?

もしあなたが今、どうしようもない漠然とした不安ややるせなさ、迷い、違和感を抱えているのだとしたら、きっとあなたに必要なのは、その不安たちを振り払うための「努力」ではなく、一度立ち止まって自分に話しかけてあげて、聞いて認めてあげる「休暇」です。

「休む」と聞くと、ほとんどの人は怠ける、努力の放棄、意志が弱い、怠惰なんて印象があるかもしれません。というより、この国に住んでいる限り、教育も仕事も文化も美徳でさえその価値観を押し付けてきます。これほどの社会の中で暮らしてきて、「休みは正当な権利でなんの罪悪感も持たずに休める!」と思えるほうがある意味で異常だとさえ言えます。

ですが、「休む重要性」は誰しも知っていますよね。風邪でも無理やり動いて結局迷惑をかけた経験は少なからずあると思います。そんな中でたまたま一部のスーパーマンが成功してしまった。そんな人間が持てはやされて出てきた「あなたは 24時間働けますか!?」の広告、風潮、時代。

その結果生まれた惨事の数々。よく聞くと思います。ですが、本当に今働かないと明日の飯がないというほど、僕たちは困窮しているのでしょうか?社会は機能していないのでしょうか?本当に心を蔑ろにしてまで、自分の人生を捨ててまで、毎日歯を食いしばって頑張り続けないといけないのでしょうか?

僕はそれは違うと思います。

「休むべきときに休む。」

「休む必要性を自分で決める。」

これは生半可な信念ではできません。人生の意義や生き方、自分自身を知っていないとできないことです。自分の目的を知っている。だから頑張りどころが分かる。頑張りどころを知っているからそのために「休む必要」がある。だからこそ、この時代での「休む行為」は自分自身を知るために「努力してきた結果」なのです。

僕にとっては「遊び」が人生の意義です。楽しいから生きる。楽しんで生きる。楽しい時間をより多く生きる。笑って生きる。そのために仕事もします。人と繋がるし、食事も生活も健康にも気を遣います。

そして、そのために休みます。遊ぶために休みます。意思を固めて休みます。誰がなんと言おうと休みます。前より休むことが自然になってきたら、「自分を知れた結果だな」と嬉しくなります。

頑張ったから疲れているわけで、休みたいと感じている時点で、形はそれぞれ違えどその前には確実にあなたなりの「努力」があったのです。

それを受け入れられるかどうか?自分を理解して受け入れてあげられるかどうか?休むことは「自分を知る努力の結晶」なのです。

中には、日々のちょっとした休みも不安に感じてしまう人もいるかもしれません。「忙しくしていない自分」が受け入れられない。罪悪感を感じてしまう。

そのために仕事をしたり家事をしたり。休んでいると、人生が滞ってる気がする…動かなきゃ…そんな方もいると思います。ですがよく考えてみてください。


心を失くして必要以上に働いて


自分がその時間どう感じていたか


どんなことを考えていたか


忘れてしまうほど忙しくする時間が


本当にあなたの求める人生なんでしょうか?


休んでボーとして、なんとなく好きな音楽を聞いて、ふと笑う、、そんな時間は本当に意味のないものなのでしょうか?

逆、だと思いませんか。

ふわふわと休んでいる、遊んでいるときこそ生きてる喜びや心地よさを感じるのではないでしょうか?その時間こそ、あなたの「人生の本番」なのではないでしょうか?

だから休んでいいんです。休んで自分の好きや、ふとくる風を感じてみてください。そして好きなことが見つかったら遊んでみてください。そのために普段は頑張って働いているのですから。

 2、おすすめの休み方

さて、ここでこんな疑問が持ち上がるかもしれません。

休む理由も休む大切さもわかったけど、、、どうやって休めばいいんだー!これまで休むことを許されなかった人ほど、休み方を知りません。それが悪とされていたなおさらです。

ということで、ここからは僕なりの休み方をいくつか紹介させてもらいますね。

①サウナ、温泉、湯船

こちらは定番ですが、確実に体調や心を整えて癒してくれます。湯気の中で徐々にじんわりと温まってくる体を感じたり、水でスッと冷ましたりする気持ちよさは格別。

何もかも忘れて湯船に身を委ねる時間は、疲れ切った一日の「リセットタイム」になるはずです。本やオーディオなど好きなものを持ち込んでみると、また違う楽しみがあるかもしれませんね。心地よさに浸かりきるコツは、ボーとしてくる頭を受け入れること。この時間だけは考えなくてもいいと認めてあげること。湯の温かさに体をあずけてダラけましょう。


②頭に優しい本

マンガを読む休めと言われても、なんとなく手持ち無沙汰になることってありますよね。そんなときにおすすめなのが、子供にも優しい本や漫画を読むこと。

特に絵本や、挿絵がたくさん描かれているひらがなが多いものが最適です。絵をなんとなくパラパラとするだけで、フフッと笑えてリラックスできますし、内容もスッと入ってきてエネルギーも使いません。僕も最近難しい本ばっかり読んでるなとか、疲れてるなと感じたときは、子供向けの本や漫画を借りてきてよく読んでいます。

面白いのが、子供向けの本に夢中になっていると、頭が柔らかくなって新しい発想がふと浮かんできたり、今までのしがらみが不思議と解決できたり。

無限の広がりを秘めた子どもたちに向けた本だからこそ答えや正解などなく、答えばっかり探してしまう大人には新鮮なのかもしれません。たまには大人を忘れて、絵本の世界で遊んでみるのも楽しいかもしれませんね。

③マッサージ、整骨院など

こちらは温泉やサウナなどと系統は同じですが、体のプロに任せて疲れを根本的から解消してくれるところが最高です。なにより、体の調子が良くなる!体が軽くなる!

そして、施術中の程よい刺激にうたた寝をしてしまうほどリラックスできる環境は、余計なことを考えずに体も心も休めることができるはずです。なんだかんだ思考が煩わしいと思う人や、何も頑張らなくても疲れを取りたいと感じる人には、とてもおすすめのリラクゼーション法です。

④五感をすべてシャットアウトする

人は外からの情報があると頭が働いてしまいます。ということで、「いっそ全てシャットアウトしよう!」という考え方がこの休み方です。強引な方法ですが、それだけのパワーはあると感じています。

目からアイマスク、耳栓、香りはアロマを焚いている人もいるようです。とにかく情報を遮断する。それだけでもうあとは休むしかないので、眠る前などに効果抜群です。特に音や光が気になってしまう人にはぴったりです。今までの寝付きの悪さもガラッと改善することもあるかもしれません。

⑤いっそ疲れ切って寝る

ここまでは「休み方」を紹介してみました。ですが、なかには多動的だったり、休んでる自分がムズムズしてしまう人もいると思います。夜中になるほど元気いっぱいになっちゃう僕もそうですね。

そういう人は、むしろ休もうと頑張ってしまうほどイライラしてきてしまうので、いっそ動きましょう。外走るでも、筋トレでも、犬の散歩でも、遠泳でも何でもいいので体力をひたすら消費する。コツは手加減しないこと。この方法は、著しく体力を削るいわば「奥の手」ではあるので、次の日に響く可能性はあります。なので、デスクワークなら足腰なんてガクガクしてても構わない、みたいな自分の予定に合わせた追い込み方をしましょう。(僕も登山で体中の筋肉がバキバキになりましたが、ちゃんと思い出はつくれました。)でもさすがに体は壊さないでくださいね。(責任は負えません!笑)



⑥仕事を辞める

暴論きたなと思うかもしれません。でも、これはとてもとても大切なことです。僕も辞めてます。仕事を辞めるというのは一例で、人間関係が辛いなら人間から距離を取るでもいいですし、家庭環境が難しいなら実家を出るでも構いません。

要するに「元を断つ」という考え方です。どんなに休息を上手くとっても、ストレスがそれを上回っては仕方ありません。どんなに薬を飲んでも、環境が劣悪ならまた病気になります。休息をとって誤魔化すよりも、元を断つべきことは、この社会では往々にして現れることです。「全て辞めてしまう。」という選択肢を絶対に捨てずに持ち続けてください。それは怠惰でも脆弱でもなく、己を守る切り札です。忘れずにしっかりと胸に刻んでおきましょう。


まとめ!

・そもそも一年すら休めないのがおかしい
・休む行為は「自分を知れた結晶」
・休み方は沢山ある!



「よっしゃ!!休んでやるぞー!!!!」
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