新しいカタチへ vol.11(ビル譲渡の決断)

Yさんが亡くなって8年が経ちましたが・・・
今でも時折、夢でYさんに出会います。

「おい イタル 何してんねん!!」

少し遠巻きから、何故かアロハシャツ姿でタバコを加えて私に話しかけました。

「Yさんこそ そこで何やってんすか?」
「僕も連れてってくださいよ」

「オマエは、来れへん!」
そう言って立ち去ります。

もうちょい頑張れってことですね!笑

インテリアの仕事に携わって30数年・・・
様々な方に支えられてきましたが、その原点とも言うべき、大きな影響を受けたのは、やはりYさんです。
大きな節目を迎えるにあたり、Yさんのことを振り返っておこうと、このブログを書きました。

さて、話は現在に戻ります。
Vol.1の”怒涛の家族会議”から数回の家族会議を経て、徐々にビル譲渡の方向で話は進んでいきました。

ビルを管理してきた両親の年齢や自分たちの今後を鑑みての決断でしたが・・・
そこに至るまでは約一年ほどかかりました。
私の決断が正しいのか否かはわかりませんが、「やらない後悔」より「やる後悔」の方が絶対に後悔しない!と今、思っています。

つづく


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