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J-1 留年したので、ケニアいってきます。

こんにちは、こたろうです。

そうなんですよ、留年したんでケニア行くことになったんです。

ツッコミどころ満載の切り出し、
最初の「留年」パートについては前回の話をぜひ読んでください。
ろでりゅです。ろでりゅ。

というわけで「ケニア」のくだり。


海外長期滞在したい...がカネがない...

アフリカ、一人旅。

「ケニア行くとか、バックパッカーみたいに発展途上国行って『価値観変わったわ〜』とかいう系でしょ?ww」

というイメージ、ちらほら伺います。

申し訳ありません。噛みつきどころを与えられなくてすみません。
そういう系ではないのです......

IAESTEというインターンシッププログラムの研修生として派遣されることになったのです。

僕はもともと海外旅行に行くのが好きで、大学1年の夏に一人でイランに行ったり、してました。(その話はまた今度します)

旅先では「もっとこの街にいなよ!」とよく言われるのですが、さすがに自費旅行だと時間的・金銭的制約が大きくて、2週間を超える滞在はなかなかにハードルが高かった。加えて荒れ狂う理科大生活です。夏休みは短いし、課題と闘いながらのバイトではたまるお金も溜まらず......。

だから「長期で海外滞在してみたいな〜」とはずっと思っていたのですが、実現できずにいました。

そんな時の留年!ありがとう!!!(不謹慎か)

これはもう、行くしかない。ありあまる時間を、ど〜〜にかして有効活用する方法、それが海外インターンでした。


謎の横文字系NGO団体「IAESTE」

でもぶっちゃけ
お金払って海外行くのあんまりカッコよくない。英語とか日本で勉強できるし。」
というスタンスだったので、「激安!フィリピン語学留学!」はハナから頭にありませんでした。というか、これ以上親に頭を下げて援助してもらうのはいやだ......!!!

そして思いついたのがIAESTE(イアエステ)インターンシップ。ポスターがちょっとダサいですね。

理科大生界隈ではちらほらと名前を聞くことがあるIAESTE。僕の友人たちに印象を聞いてみると

「国際交流のチャラいサークル」
「外国人と出会える」
「日本人とも出会える」
「出会い系の」
「デアエs

......という答えがたくさん返ってきます。

が、実態は50年以上の歴史を持つ由緒正しき海外理系インターンシップ斡旋団体であります。

何が良いのか?
まず、「研修内容が理系分野である」ということ。海外派遣のインターンシップは数多く存在しますが、就職後も研究職につく可能性のある理系大学生にとって、「マーケティングのインターン」はあまり魅力的に映らないのでは?と思います。IAESTEの研修では、自分の専門に近い分野の研修内容を行うことができるのです。

そして何より滞在費は派遣先が負担してくれる!!!!!!

もちろん提出書類や英語での面接があったりしますが、TOEIC650点あれば選考基準は満たせますし、それでいてこの好待遇とか、もうお手頃インターンでしかない(褒めてます)

そこでゲスい僕は
「おお......これなら長期滞在費が浮くぞ......!」
と考えたわけです。


ノルウェーとケニア、どちらにしますか?

そんなわけで、選考を無事パスした僕にメールがきました。

「斎藤さんに、ノルウェーとケニアのオファーをマッチングします。どちらにしますか?」

IAESTEでは今年度から「マッチング」といって、研修生に対してオファーを割り当てる、という制度をとっています。希望の研修エリアと自分の専攻を申請しておけば、「この国どうですか」と勧められるんです。
なので「とりあえず海外で実のあることをしたいけど、どこに行けばいいのかわからない」という学生にはオススメかもしれません。

ともあれ、ノルウェー or ケニア。

わかりやすく言うと

OR

ですね。

ちなみにTwitterではこうでした。

北欧の夏、治安もいいし、風景もフォトジェニックだし、優雅な海外生活、北国の美人と一夏のロマンス......

わかります。言いたいことはわかりますけど、

それおっさんになってからもできるだろ!!!

落ち着いて考えてみてください。
お金出してあげるから、体力のあるうちしかいけそうにないアフリカに長期滞在していいよ」
と言われてるんですよ?

絶対に、ケニア。

事務局からの連絡には一言、こう返しました。

ケニアでお願いします。
斎藤

相手国側も快諾。さあ8月末からケニアに行くぞ!!


と、意気込んでいたのですが

ここでケニア行きを阻む思わぬ障壁にぶち当たることになったのです......


早くうなぎが食べたいです。ご馳走してくれる人、待ってます。それでは!


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