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【ダビスタ日記】いまさらダビスタをやっていいところまでいく#5

前回のあらすじ

・テンセグリティにモンテロッソを配合、生産。
カタスヨカト(テンセグリティの21)がデビュー。未勝利戦を勝つ。


種付け(5回目)

 昨年は、初生産馬のカタスヨカトが勝利を収めるも、経営は苦しいまま5年目を迎える背振ファーム。

 今年は2頭目の生産馬もデビューを控えている。
 初年度産駒のように将来的にはきちんと勝ち上がれるような馬を生産したい。

 そこで今年の種付け場として選んだのは――

 ローレルゲレイロです!

 選んだ理由としてはほぼ前年と同様なのですが、

・安い安い安い!←←←
・ノーザンダンサーの5×5でパワーが期待できる。
・これまでの産駒傾向から短距離に分があると判断。短距離で活躍したローレルゲレイロは最適。
・母父キングヘイローも魅力的。

 からです。
 思い通りになってくれると良いのですが……。

無事受胎を確認



テンセグリティの第2仔がデビュー

 さて無事種付けが完了し、今度は新馬の入厩です。
 今年度のデビュー馬はテンセグリティの22(父クロフネ)。
 父クロフネが無事に入港できるようにとの発想から、福岡一の港である博多湾を参考に「ハカタ」の名を授かり「ハカタヨカト」と名付けられる。
 そんなハカタヨカトちゃんは、気性に問題を抱えていたため早乙女厩舎に入厩。
 粛々とトレーニングを行いながら、デビューの時を待つ。

 しかしゲート試験を受けた直後に軽度の故障が発生。

 早くもデビューが危ぶまれる。
 その後も8月に屈腱炎を発症…。

 もはや新馬戦に間に合うのかも怪しくなってしまう……。


それでもなんとか新馬戦へ


 何とか故障を完治させ、やっと出走できたのが3歳になってから。
 中京で新馬戦(ダート1400m)を使うも結果は4着。

残念な結果となってしまいましたね……

 その後も未勝利戦(ダート1200m)3着となり、このままでは競走馬生が危ぶまれる事態に!


なんとか勝ち上がりたい!

 高額種牡馬の子(当社比)を未勝利で終わらせられないと焦る陣営は、レース間隔を詰めることを決断。
 しかも、芝への転向を同時に行う。

 迷走とも思われかねない路線変更だったが、ハカタヨカトはそんなことには気づかなかったのか、ゲートが開くと同時に勢いよく飛び出すと、後続の猛追を難なく振り切り、新潟3歳未勝利戦(芝1200m)を快勝!

「ハカタヨカトはまだ気づいてないと思います」

 無事、背振ファームは2頭連続での勝ち上がり馬を生産することができたのだった。


そのころカタスヨカトは…

 ハカタヨカトが未勝利戦でもがいている同時期。
 1勝クラスでの足踏みが続くカタスヨカトは元の1200mに距離を短縮し、新潟4Rに出走。
 距離短縮が功を奏したのか、コーナーを過ぎ、先頭に立つと内ラチ沿いをどんどん加速していく!

勝ち上がりに時間はかかったが未だ連対率は100%


 足踏みすること3戦。

 通算7戦目にして、期待馬カタスヨカトは1勝クラスを抜け出すことができたのだった!

 その後、条件戦の高砂特別(阪神ダート1200m)に出走。
 スタートから好位追走でコーナーを曲がった時には4番目に付けていたが、最終直線でのたたき合いになるとぐんぐん伸びていき、ウインオスカーをゴール手前でを捉えクビ差で制する!!!

連勝での昇級となった

 これまでの停滞が嘘のように鮮やかな連勝で3勝クラスへと駒を進めた!


オープン戦へ向けて

 2連勝と乗りに乗っているカタスヨカト陣営が次走に選んだのは再び距離を延長し、播磨S(阪神ダート1400m)
 最終コーナーまで控える競馬で、直線で猛追するが結果は届かず4着。

何とか掲示板が精いっぱいだった

 その後もシドニーT(ダート1200m)を3着。
 ここで疲れを取るために放牧に出すことになり4歳を終えた。



ローレルゲレイロの仔が誕生

 先輩馬が必死に頑張っているなか、テンセグリティの25が誕生。
 すでにテンセグリティも9歳となり、そろそろ後継牝馬も考えていかなければいけない。
 今のところはカタスヨカトを繫殖入りさせるつもりだが……と考えていたところ、

まさかの牝馬誕生!!

 なんと希望通りに牝馬が誕生!

 思わぬ幸運に明るい未来を思い描く牧場長兼代表であった。


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