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フレンチカンカンの語源は日本語ではなかった

子どもの頃「フレンチカンカン」と聞いてドキドキしていた。
キレイなおねえさん達がスカートをヒラヒラさせながら脚を高く跳ね上げるアレである。

今の若い人たちもドキドキするのだろうか。

ふと、この「カンカン」というのが気になったので考えてみた。
(ググると答がすぐに出てしまうので、いろいろ考えてみるのが楽しい)

上野のパンダの名前ではなさそうである。
過去のパンダの名前を調べてみると(ここはググる)初めて日本に来たパンダがカンカンとランランであったようだ。
しかしフレンチカンカンはそれより古い。

シンガポール英語で「French can, can.」と言ったら「私はフランス語ができます。できますよ!」という意味になりそう。
あるいは「フランス人には何でもできる」というナポレオン的な意味になるだろうか。
シンガポールの方、コメント願います。

などとつらつら考えていて思い至ったのは「フレンチカンカンって、破廉恥プンプンみたいな日本語から来たのではないか」というアイディアであった。

あの踊りをはしたない、けしからんと思った人たちがカンカンに怒ったことから「破廉恥カンカン」が訛って「フレンチカンカン」となったのではなかろうかと。
そういえば「破廉恥」もカタカナでハレンチと書くことが多いではないか。

結論
違います。
Wikipediaなどによれば、カンカンはフランスのテンポの速いダンスの種類らしい。

となるとハレンチとカタカナ表記するのも気になる。外来語でもないのにカタカナ表記するのは何故だ。
これは永井豪の「ハレンチ学園」から来ているのかも知れない。

調査は続く


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