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小林製薬「紅麹」問題の本質 健康食品の罠 規制緩和の罠 マスゴミも同罪

 小林製薬が販売していた紅麹サプリメントに関連する健康被害がなお問題となっている。このサプリメントの摂取により、腎臓病などの疾患が発症され、これまでに5人が亡くなり、247人が入院した。

  問題が発覚してから1カ月が経過、小林製薬は製品を自主回収するに至った。

  問題の原因を特定するために、紅麹の原料が分析されており、結果、通常含まれないプベルル酸をはじめとする少なくとも2つの異物が確認(1)。厚生労働省はこれらの物質の特定と健康被害の解明を急ぐ。

  さらに、紅麹原料を製造していた大阪市内の工場では以前から品質管理の問題が指摘されており、タンクに水が混入するトラブルも発生していた(2)。現在、大阪市を含む関係機関が工場の衛生管理を調査中。

  健康被害の影響は小林製薬の経営にとどまらず、健康食品市場全体に影響。実際に機能性表示食品のサプリ市場の買え控えが起きている(3)。

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健康食品の罠


  小林製薬のサプリ問題にある背景には、消費者のこんな意識があるだろろう。

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