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アナログゲームマガジン6月号の感想。

アナログゲームマガジン6月号の感想。 こんにちはK_imuです!
 noteの有料マガジン『アナログゲームマガジン』で、『ゲーマー歴34年のダンジョン紀行』と言うコラムを寄せております。

読んで頂いた皆様、改めてありがとうございます。
 さて、当記事は先月に引き続き、アナログゲームマガジンの個人的な感想を書かせてもらっております。あくまでも個人的な感想です

が、
『私の記事に興味をもっていただいた方』=私と視点が似ている!
  +
『私の視点で他の記事を見た感想』=記事選びの参考になる!

 そんな思いでまとめております。
 参加者が増え、一ヶ月の間に13もの記事がある為、どの記事を読もうか、先月に増して悩ましいと思うのですよね。もちろん、どの記事も非常に内容の濃い物で全部読んで頂きたいのですが、それぞれの記事が『どういった方にオススメか』と言う観点をまとめました。
 以下、更新順に掲載させております。

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▼:ひぐらしのなく頃に:マダミ黙示録 きつね

マーダーミステリーの第一線にいるきつねさんの、今回は最新作が展開されるまでのお話です。特に有名なIPものでの企画で『気を付けたこと』が正直に書かれていて、非常に”ここだけの話”感があり面白いです。
★オススメ★
・いま市場にあるマーダーミステリーを楽しんでいる方。
・ニッチな業界で頑張っている方。
・ひぐらし作品に興味のある方。

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▼:130作を超える物語要素を含むナラティブなボードゲームを振り返り、17年以上にわたる歴史を追う  秋山真琴

・今月のテーマは『物語を推理するナラティブゲーム』として、また画像とデータを用いて詳細にナラティブゲームをまとめておられます。
 また個人的にTRPGプレイヤーとボードゲーマーの橋渡しをしてきた私が、TRPGプレイヤーにボードゲームを紹介する時に挙げていた作品が多く出ていたなと感じます。そういう意味でもめちゃくちゃ頷いて読ませて頂きました。
★オススメ★
・『推理ゲーム』に興味のある人。
・整理されたデータを見るのが好きな方。
・秋山さんの記事が面白くない訳ないので、見て欲しいです。
・ボードゲームに興味あるTRPGプレイヤー様。

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▼:ルールブックはファンタジー小説だ 〜「カンバン」読み比べの巻〜  うめゆ

・アナログゲームの説明書に多く関わったうめゆさんが、旧版・新版両方持っていた「カンバン」の説明書を見比べます。まさしく説明書を読み解く実践編。なるほど、上手い説明とは何か。下手な説明とは何か。が浮き彫りになってきます。
★オススメ★
・インストをよくやる方。説明書を頻繁に読む方。
・説明書を作る方。或いはこれから作ろうと思う方。

・広義な"人に何かを教える"方。
・広義な"マニュアル"に興味のある方。

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▼:「大炎笑の2人用ルールを考えてみた」ゲーム制作の現場から2 米光一成

・有名ゲームを数多く制作し、現在も自身での製作、またゲーム制作の勉強会も独自に開かれている米光さんの記事。前回に引き続き大炎笑をテーマに、ご自身が制作された時を踏まえて、どう気付きを得たかどう作っていたか、を振り返っていらっしゃいます。
★オススメ★
・ベストなプレイ人数について考えている方。
・ゲーム制作のベテランの視点を見たい方。
・自分でもゲーム制作をされている方。

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▼:色んな人にボードゲームをプレゼントしまくった話 note

・アナログゲーム業界に寄与しようと、後援者として動き出したnoteさんの記録。今回はプレゼントを中心に、現代に顕著なネットを介しての付き合いに、新しい価値を見出した活動の記録でした。非常に興味深い活動で大変面白い。私自身、ネットの活動から知り合った仲間が多く(奥様・友人他)、なるほどと思う所が多かったです。
★オススメ★
・ネットの付き合いを大事にしている方。
・ゲーム業界を応援したい方。

・胸の温かくなる実話、その進行形を見守りたい方。

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▼:ゲーマー歴34年のダンジョン紀行 #02  K_imu

・今回は様々な『ダンジョン』と名の付くゲームを取り上げて、『ダンジョン』として扱われている幅を追究しています。相変わらずアナログ・デジタル問わず東奔西走しております。『RPG』と『ダンジョン』に興味のある方、是非とも応援よろしくお願いします。
★オススメ★
・広く"RPG"が好きな方。
・”ダンジョン”と言う言葉に惹かれる方。

・気軽に読めて、濃い趣味の記事を読みたい方。

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▼:『ツイクストをめぐる冒険』はじめに~#2 イズミ

『ツイクスト』と言うゲームについての本当に詳細な記事。と言うのが私の印象です。私と同様に、ツイクストをほとんど知らない/名前だけ聞いた事がある。くらいの人が読むと、なるほど、ツイクストを1~10まで知った気になれます。本当にすごい。#2内の題目にあった「20世紀の囲碁」と言うまとめ方が、このツイクストを見事に言い表していますね。
★オススメ★
・将棋や囲碁が好きな方に。
・ツイクストの入門として、まとまった情報をしっかり得たい方。

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▼:マーダーミステリーの作り方:マダミ黙示録 きつね

・あら? きつねさん一か月に二つ目の記事を挙げてらっしゃる!
と言うことで、本マガジンは月に1つ以上の記事を皆さん挙げたりします。マガジン購入は本当にお得ですね!
 こちらの記事は、ゲムマ2019秋にステージ登壇した際に頒布された冊子「マーダーミステリーの作り方」に加筆修正された記事です。もうこれだけで十分な紹介ですね!?
★オススメ★
・マダミスを作りたい方。
・それ以外にも推理系ゲームを作りたい方など。

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▼:[BGA攻略]宝石の煌めきの色相性を考えてみた ど~けし

・前回「CACAO」の攻略をされたど~けしさん。今回はBGAやボドゲ会でも人気の衰えない「宝石の煌めき」の攻略記事をあげられています。ゲームの攻略記事って、これぞ「ゲームマガジン!」って内容な気がして、硬派で素敵だなと思います。私自身、宝石の煌めきはすごい下手で、あんまり多くはやっていないのですが。「ああ、これを押さえていなかったらだ」と気付くことが多かったです。
★オススメ★
・BGAで遊びたいゲームが決まらない方。
・BGAで『宝石の煌めき』に勝ちたい方。
・『宝石の煌めき』の楽しみに踏み込みたい方。

※ちなみにBGAとは『Board Game Arena』と言う、ブラウザ上で様々なボードゲームを遊べるサイトです。登録無料でアカウント作成し、遊べるのでコロナ禍のいま人気を博しています。ご存知ない方は是非。お呼び頂ければ私とご一緒に、是非。

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▼:ボードゲームにおけるカードドラフト時の考え方2 ~アナログゲームマガジン~ とどちゃま

・前回に引き続き、「ドラフト」と言うゲームシステムについての解説です。ボードゲーマーの皆様にとっては馴染み深い「ドラフト」ですが、それでもなかなかその「コツ」に気付くのは難しい。前回よりも優しめな内容で、「どういうプレイが強いか=ドラフトゲームの楽しみの真髄」に触れているように思います。
★オススメ★
・初心者ボードゲーマーさんが「ドラフト」について知りたい時。
・中級・上級ボードゲーマさんが「ドラフト」について改めて考える時。

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▼:あの日、佐藤天彦はぐでっていた。――連載「棋士、AI、その他の話」第3回 水池亘

・恒例、水池さんの将棋界ドラマ佐藤天彦九段の姿を、渡辺明戦、藤井聡太戦を通して描いております。専門誌とかで、特集記事とかで見る本気の奴です。すごい。相変わらず将棋界には縁遠い私ですが、棋士の熱量を間近で見ているようでした。
★オススメ★
・古のプロゲーマー(棋士)の今が気になった方
・プロフェッショナルの人生ドラマが好きな方。
・棋士に興味があるけど、知る機会のなかった方。

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▼:ボードゲームの版権について 健部伸明

当マガジンでじわじわバズり始めておりますね。Twitterで口コミが広がっているのも納得の、題名の通りとても良い記事です。どんどん、たくさんの方にご覧頂きたいと思っています。

 こういったTwitterで、いわゆる『学級会』になりがちな話題は、その道のプロの方は話に加わることはないものです。
 と言うのも、『問題』と言うものは『質』と言うものがありまして、プロからすると市井の話題は『問題外="そもそも問題として成立する前段階"』だったりすることが往々にしてあるからなんですよね。
 仮に、答えて頂ける機会がある時って、「どうして成立していないか」を段階を踏んで、説明しないといけないんです。プロの方がそういったことに時間を割くのは――そう、ギャランティが発生する時です。
 ――つまり今回、こうした観点の記事をフランクに書いて頂けたと言うのは、この『アナログゲームマガジン』がきっかけであったと言えると思います。(もし違ったらごめんなさい‼)
 そういう意味で、非常に象徴的な記事です。皆さん、こちらの記事だけでも良いので本当に読んでみてください。……と言いつつ、やはりマガジン全体も試し読みして頂きたい……!笑
 この寄稿して頂いた記事を中心に、より『アナログゲームマガジン』が深く、ふか~くなって行けば良いなと、参加者の一人として思う所です。
★オススメ★
・ボードゲームの『著作権』について、第一線の方の観点を見たい方。

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▼:少人数(2人用)マーダーミステリーについて僕が知ること~「カタシロ」編~ 田口タカアキ

・今回の田口さんの記事は、ご自身の監修されているマダミス等から離れまして、昨今話題になったTRPGシナリオ『カタシロ』そのRebuildについて熱く語られている記事になっております。
 ざっくり言ってしまうと、動画配信として『カタシロ』と言うシナリオが一部で流行り、それを舞台化した『カタシロRebuild』と言う物の与えた影響についての記事です。私のフォロワーさんにも「カタシロ最高!カタシロすごい!」と言っている方がいるので個人的にも気になりました。
 動画自体はどなたでも見れますし、興味がありましたら是非ご覧になってみたらいかがでしょう。その後に本記事をご覧になるとまた興味深い記事になるのではないでしょうか。
★オススメ★
・『カタシロ』が好きな方。
・『カタシロ』を名前だけ聞いた方。

※ちなみに私も名前だけ聞いていて、未視聴・未体験のシナリオです。どなたか私に回してくれる方いませんか? 連絡は是非Twitterへお願いします!

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 以上6月、13記事でした!
 二か月目にして一気に記事の量が爆発しておりますね。一言感想とは言え長くなりました。お目通り頂き感謝です。

 さて、先月のまとめで『同じように感想をまとめるのは難しいかと思います』と言いましたが、秋山さんに喜んで頂けたのでつい書いてしまいました。やはり感想は嬉しいものです! 創作の原動力です! これを期に、当記事や私の記事にご感想寄せて頂けたら幸いに思います。アナログゲームマガジンをご購読頂けたら幸いです。

 当アナログゲームマガジンは500円/月で読めますので、5つ以上興味ありましたらマガジン購読がお得です。また、もしも残念ながらご興味が4つ以下でしたら……実は1記事100円で読むこともできます!!
 是非、よろしくお願いいたします。


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