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LOEWE 2024SS コレクション を考察してみる : 「"ファッションはシルエットへ"」

Hello! エシカルファッションを志し、
現在は主に日本で織・加工されたリネン生地を使用して服や小物を製作しているitoa.n.のイトアです

本日は
気になったファッションショーから1つをpick up !

今回はパリコレクションで9/29(現地時間)に行われたLOEWE 2024SS コレクションを考察していきます


LOEWE 2024SS コレクション「ファッションはシルエットへ」

「ファッションはシルエットへ」と声明を出すほど、アンダーソンの視座は輪郭に焦点を当て、プロポーションを刷新することに向けられている。

fashionsnap.comより

上記の引用のように、今回のロエベは全体として”新しいシルエットの提案”が多くみられたコレクションでした

指先までスッポリと覆う袖のないローゲージのニット、胸下まである超ハイウエストのパンツ
胸下にあるポケットに手を入れて歩くモデルたち
ほんの少しの違和感、でもそれが新しい
そんな印象でした

今回もリンダ・ベングリスとのコラボは継続で、コレクションの中でも滑らかな動きを感じるバングルなどが披露されました

スルッと流れるような形状が特徴的で、コレクション会場に置かれた彫刻もまたリンダ・ベングリスによるものです


考察:懐かしさと新しさの狭間にあるもの

ロエベ2024ssコレクション、見られましたか?
さすがのロエベ、ジョナサン・アンダーソン、やはり可愛い。

まずは指先まで隠れるローゲージニット

ファーストルックもこのローゲージニットでした

ローゲージのざっくり感としっかり主張する金ボタン
裾まであるロングシルエットでありながら、袖はなし
ざっくりと体を包み込みながら、やわらかく不自由
これぞほんとのIラインですね


メンズにも登場していた(らしい)串刺しスタイル

ベルト代わりに使うことで、通し方によってシルエットが変わるパンツ
素材によってもタックやドレープの出方が違って面白いですね〜


ロエベのクリエイティブディレクターであるジョナサン・アンダーソン得意のアシンメトリー

アシンメトリーと一言でいっても、レザーコートだったり、やわらかい素材のティアードスカートだったり、まったく異なるアプローチでデザインされているところも遊び心と言いますか、探究心といいますか、おもしろいですよね


そしていくつも登場した超ハイウエストシルエット

超ハイウエストになっているのでポケットがすごく上にあったり
ジャケットの胸下あたりにポケットがあったり
それに手を入れることで腕が直角近い形状になって
少し窮屈そうにも見えるし、でもなんかキマっている感じにも見えるし、、

この違和感?みたいなのが狙いだったのでしょうか?
どちらもシルエット的にはスッキリと見えるので、女性のスタイリングに取り入れるとスタイルアップ効果もありそうですね

個人的には下の ×ニット がヒットでした!
たっぷりのニットを超ハイウエストパンツと合わせるスタイル
パンツinすることで下のスッキリ感とニットのもったり感がベストマッチじゃないですか?

このニット自体も可愛い。配色も良きです。


あと、ロエベといえばバッグも気になりますよね〜
ハンモックやアマソナ、パズルバッグなど人気の形が豊富なロエベ
個人的にはトートが気になりました♪
今回のコレクションからまた人気デザインが出てくるかもしれませんね

こんな感じでしょうか
ロエベ2024ss、いかがでしたでしょうか?

気になった方は公式から動画がでていますので、ぜひyoutubeでcheckしてみてください♪

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