セッションを受けていただくと

沢山の資格をもっていらっしゃる方が

多いことに驚きます。

けれど、

「今、その資格を活かしきれていない・・」

と悩んでいらっしゃる方も多いのです。

私は何をしたいんだろう・・

何ができるんだろう・・・

わからなくなりました・・

こうおっしゃるのです。

「とりあえず資格をとっておこう！」

と学んで、資格を取る。

これはこれですごいことだと思うのです。

何をやったらいいか？

考え、情報を集めて、説明会に参加して

申し込む。

そして学ぶ、試験を受け、合格する。

行動しているのですから

すごいことなのだと思うのです。

ただ、

せっかく学んだことを活かせないのは

やはりもったいない。

いつか、

役に立つということもあるでしょう。

なので、

決して無駄だとは思いません。

けれど、どうせなら、

せっかく取得した資格を使って

自分を活かして働けると

もっといいなと思います。

それができないのは、何故か？

何のためにその資格を取るのか？

その資格を使って何がしたいのか？

が明確ではないからではないでしょうか？

私もこれまで様々な学びの場に

足を運び、資格も取ってきました。

今では、あまり大っぴらに

「こんな資格を持ってます！ました）」

とは言っていませんが

40代でワインレストランを経営していた時

日本ソムリエ協会の

ワインアドバイザー（当時の名称）

とチーズプロフェッショナル協会の

チーズプロフェッショナルの資格を

取得しました。

かなり大変でした。

（その後、更新せずに

無効になってしまったのですが・・汗）

会社員になってからは

保育園の立ち上げで、

保育士の資格を取得しました。

保育士が国家資格であり

試験で取得できることも

その時初めて知りました。

私が資格を取得しようと思うとき

そこには理由がありました。

「今の仕事に必要だから」

なので、活かすために資格を取得するので

その後、活かせないことはなかったのです。

（今は、保育の仕事をしていないので

保育士の資格は役立っていませんが・・）

取得した資格をどう活かせるか？

その為には、自分を深く知り

自分は何ができて

何をやりたいのか？

もっと言えば

「どう生きていきたいのか？」

「何者として、どこへ向かうのか？」

この問いをすることが

大事なスタートラインだと思っているのです。

簡単ではない問い。

答えも簡単にはみつからない問い。

けれど、ここから始めることが

「回り道をせず、

自分らしく生きていく近道になる」

と私は自分の経験からそう信じています。