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手話通訳をつけての初めての研修

先日の土曜日に

コンサルで関わらせて

いただいている保育園で

職員の方の研修を

実施させていただきました。



研修内容は


「働きやすい職場づくり」

~エネカラーをベースにした、

自己理解・他者理解・相互理解~


というテーマです。



このテーマの研修は

他でも実施させていただいていて

とても好評なのです。



このブログでは、

研修の内容ではなく

この保育園について、

お伝えしたいなと思っています。



この保育園は、

企業主導型保育園という

仕組みで運営されています。



私が、以前関わっていた

保育園運営の手法です。



この園の最大の特徴が


「聾のお子さん、保育士、職員」

が多数いるという点です。



まさに、障害者も健常者も

こどもも大人もいろんな人がいる

という意味での



「多様性を実現している保育園」



なのです。


そうそう、

定年退職後の70代の男性の方も

パートで働いていらっしゃいます!




実際、保育園に行くと

手話が当たり前のように

飛び交っています。


聾ではない方も手話が

全く使えない人はいない

のです。



子どもたちも手話を使っています。



私が、この保育園に

関わるようになって

6年になります。

(関わるようになったいきさつは改めて)



関わるようになって

私は、手話を

「身近なコミュニケーション手段」

と受け取るようになりました。



私自身は、手話がほとんど使えません。

なので、日常会話だけでも

手話でとれるようにしたいな・・

と思って練習中です。(汗)



今回、初めての全職員への研修。

尚且つ

職員の中に「聾」の方がいる研修。



大丈夫かな?

どうしたらいいのか?

気になっていました。



そうしたところ、オーナーの方から


「手話通訳の方に

来てもらうことにしているので、

通常通りの研修方法でやってください」


との事前連絡を受けました。



当日は、事前準備として

パワポと私と

手話通訳の方と聾の職員の方


との配置(見やすい場所)を

最初に決めることはしました。



それ以外は、いつもの研修

と変わらず、

グループワークもできました。



最近、テレビでも記者発表とかで

よく見る手話通訳。

その通訳を自分が付けて

研修をするとは

考えてもいませんでした。



その経験を通して


「手話って綺麗な言葉だな・・」


と感じました。



昨日、「声の重要性」について

ブログを書いたばかりです。


けれど、今回、


「声」を介さない言葉の存在


知れたことは、

新たに大きな気づきになりました。



「声」の音程や、息遣い、大きさ

などを使わなくとも

表情や身振りの強弱を使って

繊細な手の動きを使って



「内容だけでなく、感情までも

伝えられるのが手話」



なのだと知ったのです。



3時間の研修を終えて

聾の職員の方に


「楽しい研修でした。

聾だとなかなかこのような研修を

受ける機会がないのです。


受けることができて

本当に嬉しかったです。

研修で学んだことを

これからに生かしていきたいと

思います」



と手話でお礼を言われた時

思わず、ジーンと胸が熱くなりました。



コミュニケーションについて

もう一段、深く考えるそんな機会を

いただけて、心から感謝しています。



この保育園との私の

関わりのきっかけについては

また、次回!


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