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今年も梅雨がやってくるぞ!どう対策する?3選【レディース編】

操作イトウです。

さて、今年も梅雨がやってきます。
毎日雨も続くでしょうし、湿気でムシムシ、髪の毛はウネウネ、モケモケ。

残念ながら現状、湿気を完封できる“無敵のヘアケア用品”は存在していません。
耐え忍ぶ他ないし、逃げきれない。

そんな梅雨対策ですが、美容師目線で使える技を3つお伝えします!


①まずはアイロンで応急処置!

気になる顔周りのうねりだったり、寝グセや上手くいかないポイントを一撃で変化させる、ストレートアイロン。

お手軽に見た目を修正しやすいため、解決策としては最優先アイテムの一つです。前髪や顔周りだけでも、使うと効果大。

ですが湿気を受けてしまうと、またウネウネしてしまうのはマイナスポイント。
それでも、伸ばしたクセが元通りになる程ではないので、断然やった方がストレスは解消されます。

▼「内巻き」より「外ハネ」の方が、ボリュームダウンできる

例えば、ボブ〜鎖骨下ぐらいの長さでボリュームに悩んでいる方は、「外ハネ」にスタイリングするのがオススメです。

特にボブスタイルは、丸みが出やすいのが特徴のヘアスタイルです。
ラフにスタイリングすると内巻きのCカールになりやすく、かつその上にCカール、その上にCカール、と毛束が重なるため、横にシルエットが大きくなります。

ボリューム感が気になってしまう方にとって、「横のボリューム」は避けたいところ。

ですが、これをアイロンで「外ハネ」にスタイリングすることで、Cカールの積み重なりがなくなるため「横のボリューム」を抑えられることができます。

「外ハネはあまり好きじゃない」という方も少なくありませんが、ミディアムの長さには絶大な効果を発揮しますので、お試しあれ。

▼たっぷりのヘアオイル/バーム → コームでボリュームダウン

油分がたっぷりのスタイリング剤「ヘアオイル、バーム」は、その油分の重さでしっとりとさせることで、ボリュームダウンしやすいのでオススメです。
艶感、濡れ感がしっかりと出るので使い勝手がよく、男女問わずあらゆるスタイルに向いています。

そしてレディースは近年、ストレートタッチのスタイルがトレンド。
しっかり目にヘアオイルをつけた後にコームを通すだけで、簡単にストレートタッチの毛束を演出することもできます。
ささっとやるだけで雰囲気が爆上げされるので、ストレートタッチにする際は、ぜひ取り入れましょう。

②ストレートパーマ/縮毛矯正すれば無敵!

ヘアスタイルを問わず、とにかくウネウネしたくない方はストレートパーマ/縮毛矯正が一番効果的です。

時間と料金はそれなりにしますが、一度かけた部分は通常のパーマのように戻る事がないので、切り落とすまで真っ直ぐをキープできます。

また「前髪や顔周りだけをストレートパーマする」など、ポイントですることも可能。これなら、時間も料金も少なく済みます。

▼「縮毛矯正」と「ストレートパーマ」どちらを選べばいい?

ちなみに多くの一般の方が勘違いしていることですが、「縮毛矯正」と「ストレートパーマ」には違いはありません。

美容師側からすると、強めの薬剤を「縮毛矯正」、柔らかいタッチを「ストレートパーマ」と呼び分けることもありますが、概念に大きな違いはなく、どちらの呼び名でも構いません。
昔から呼ばれた「縮毛矯正」の呼び方が今でも広く使われているため、「複数の呼び名があるだけ」と捉える程度でよいでしょう。

▼「酸性ストレート」の普及が目覚ましい

近年のストレートタッチの流行もあり、「酸性ストレート」の認知度は高まり、需要も伸びています。

「酸性ストレート」はざっくり言うと、ダメージの干渉を受けにくいストレートパーマのこと。
強いウェーブ毛には対応しきれないことが多いですが、従来のストレートパーマよりも汎用性が高いことで注目されるようになりました。

酸性ストレートは、従来とは髪の毛へのアプローチが異なるため、美容師も知識を新しく覚える必要があります。そのため、まだできない美容室/美容師も多いですが、薬剤の進化もあり普及が目覚ましいです。

③お風呂でトリートメントをする!

とりあえずなんとかしたいんだけど、湿気対応のヘアケア用品は無いの?
そんな想いでドラッグストアやロフトに駆け込んでも、種類が多過ぎてどれを手に取ればいいのか、ちんぷんかんぷん。

美容師さんに教えてもらえればいいのですが、自分に合ったヘアケア用品に巡り会うのは、難しいものです。
そんな時には、トリートメントに手を出してみましょう。
ヘアケア用品の中で、自力で購入しても失敗しにくいのが「トリートメント」です。

▼トリートメントなら、適当に買っても失敗が少ない

「髪質」や「悩み」は、人それぞれ違います。
悩みに対応した商品は各社から販売されるものの、その相性によっては逆効果を招くこともあります。
またネットで買おうにも、体感も人それぞれになるため、レビューは当てになりません。それ故、ドラッグストアやロフトで自分で選んで購入するのは至難の業です。

しかしトリートメントの場合、「合ってなくても、粗悪でも、トリートメント」と考えることができます。

トリートメントは「保湿成分を中に入れる」「表面をコーティングする」という商品です。レベルの低い商品であっても、ある程度の相性はあっても、定義は一緒です。

つまり、機能は同じなので悪影響が出ることは少なく、他のヘアケア用品よりも「絵に描いた失敗」が極めて少ないのです。

▼使うなら「集中ケア」トリートメントを

お風呂で使うトリートメントは、コンディショナーの代わりとして毎日使うものが多いですが、「集中ケア」系のモノであれば、質感を実感しやすくなります。

「集中ケア」は数日おきの使用を推奨していることが多いです。しかし、一回の効力が高い反面、毎日使うと「重たくなり過ぎてしまう」「髪がもったりしてしまう」などの悪影響もあります。

▼物足りないなら「美容室でやる」トリートメントを

それでも物足りない場合は、「美容室でやるトリートメント」をしましょう。
「美容室でやる」は手軽さに欠けますが、あらゆるトリートメントの中で性能は最上位と言えるでしょう。

美容室でやるトリートメントは大きく分けると、「表面のコーティングをする」トリートメントと「内部補修とコーティングの両方をする」トリートメントの2つに分かれます。

例えば、クーポンのセットメニューで組み込まれている「一番リーズナブルなトリートメント」の場合は、「表面だけ」が多いです。

ですが、「内部補修する」を選んだ方が圧倒的に効果が高まります。内部に保湿成分を蓄えることで、髪は湿気に邪魔されにくくなります。
「リーズナブルなトリートメント」よりも多少割高になりますが、体感する効果も大きいため、迷ったら一つ上のランクを試してみましょう。

◾️湿気に負けるな!

いかがでしたか。

髪の毛にとっては都合の悪い季節ですが、頑張って乗り切りましょう!

ではまた。

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