みなさん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の高橋智宏です。今回は、直前期における専業受験生の体のチューニングについてお話ししていきます。

【１】直前期の専業受験生の体のリズム

直前期で専業受験生の方は、つい夜遅くまで勉強してしまい、夜型生活になりがちです。本試験への不安から寝付けなくて、寝るのが深夜の時間帯という方も多いと思います。

ですが、みなさんは、9時30分開始の本試験で頭をフル回転させる必要があります。夜型生活のまま本試験に臨むと、午前の部で十分頭が働かなかったり、肝心の時に眠気が襲ってくる可能性があります。

そのため、今現在夜型生活になっている方も、本試験までにやはり朝型生活へ切り替える必要があります。

【２】朝方生活に切り替えるポイント

夜型生活の方が朝方生活に切り替えるポイントは『起床時間を少しずつ早めること』です。

というのも、起きるタイミングを一気に何時間も早めるのは身体にかなり大きな負担となり、失敗する可能性が高いです。例えば、普段深夜３時に寝て朝９時に起きている方が、急に夜10時に寝ようとしても寝付けないでしょうし、無理に朝６時に起きてもその日は眠くて勉強にならないでしょう。

そこで、まずは１時間だけ起床時間を早くするようにして、それができるようになってきたらもう１時間早めるようにしましょう。このように少しずつ起床時間を早めていくと、体への負担も少なくて済むのでお勧めです。