わたしが花粉症を発症した25年前は「花粉症は一度なったら治らない」と言われていました。
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今では、まわりに「花粉症が治った人」がたくさん。
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ただ、ここでいう「治った」は、「症状が出なくなった」というだけで「抗原抗体反応は起きている」のかもしれません。
症状がなくなるとわざわざ検査をしないので、正確には「治った」かどうかはわからないんです。　
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ということはさておき。
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これだけ「特に何もしないけれど症状がいつのまにか軽くなり、なくなった人」が周りにいると、もしかしたら花粉症は、何年か何十年かの間に自然治癒する可能性があるのかもな、と思うようになりました。
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身体が慣れるというか、花粉に寛容になるというか。
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だとしたら「○○療法で花粉症が治った」は、「3た論法」かもしれません。
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「3た論法」とは、
雨乞いをした　→　雨が降った　→　雨乞いが効いた
という考えたのこと。
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いつか雨は降るわけですから、「雨ごいが効いた」かどうかはわからない（たぶん関係ない）わけです。
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花粉症の症状が、何年か何十年かの経過ででなくなるのだとしたら、「○○療法」が効いたのか、自然経過なのかはわかりません。
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といっても、人は自分がお金や時間やエネルギーをかけたものに効果があったと信じたいですよね😊
その気持ちはよくわかります。
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わたしも「サーノ博士のヒーリングパックペイン」を読んで、「花粉症」への認知を変えたこと、つまり心理療法で花粉症が改善したと信じていましたし、今でも「それも一部、関係はあるよね」と思っています😊

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