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ファストファッションとユニクロの少し上を狙うD2Cブランド・EverLaneとは?

ケイジです。
コロナが広がり切る前の2月初旬にとある用事でシリコンバレーに行っていたときに、現地に住んでいる親友が、

「EverLaneっていうブランドがすごくいいよ。お店行こう」

と連れて行ってくれた。

正直、allbirdsCasperなどのD2Cは前々から知っていたけど、EverLaneは知らずに、なんのこっちゃとお店に連れて行ってもらったら、色々驚きだった。写真を中心にレポしてみようと思う。

EverLaneについては調べて書いてある他の記事もあるので参考までに貼っておく。
D2C代表格のEverlane、実店舗マーケティングの妙
EVERLANE 徹底した透明性、敵なし

EverLaneとは何なのか?

ファッションブランドなのだが、2点の大きな特徴がある。

・生産プロセスやコストなどに徹底的に倫理と透明性を持たせていること。
・品質を追求しタイムレス(時間に左右されない)ものを提供すること。

この徹底的にという言葉、英語でいうとRadicalという単語が、随所に出てくることが印象的だった。

日本語のサイトも有る様子。
https://jp.everlane.com/ja-jp/

ブランドのコンセプト

どこが違うのか?というのが店内のポスターにも明示されており、

①エシカルな取り組み
②環境へ配慮した素材選び
③ずっと使えるもの
④徹底した透明性

の4つを徹底的に(Radical に)に追求しているブランドだということが伝わってくる↓

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特に、途上国での製造は搾取が起こりやすく、貧しい環境で製造を強いられている現状が多い中で、そこに配慮しつつ、徹底的にコスト構造の透明性を追求していることが見て取れる。

これはまるで、フェアトレードコーヒーを彷彿とさせる考え方で、それとブランド×品質をかけ合わせたモデルなんだと改めて感じた。

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↑私達の約束(Our Promise)として、改めて壁面にRadical Transparency(徹底的な透明性)について書かれている。

More Beauty. Less Waste.

きれいな素材を、できるだけ廃棄物を出さずにつくること。そしてそれをどんどん改善していくことの目標すら店内のポスターに書いてあるのは思い切っている印象。

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Radicalは透明性だけじゃなく、価格にまで。Radical Price↓

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試着室に貼ってあったポスター。ショップはあくまでショールームで、onlineにはもっと色々あるからみてね、という感じ↓

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店構え

場所はSan Francisco市内で、中心部からは少し離れたところにある。
住所はここ→ 461 Valencia Street San Francisco, CA 94103

店構えもきれいでスッキリと目立っていた↓

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店内

丁度右側が女性、左側が男性と別れていて、一番奥が靴のコーナー。

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洗練された売り場

売り場もきれいに整っていて、一つ一つの商品の間にかなりの余裕を持って配置されているのが印象的。間にもう一本パンツが置けそう、、、とかは思わないように。。。

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シューズのコーナーもかなりゆったり↓

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バッグもあった↓

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もちろん購入はキャッシュレスのみ

購入は現金ではできず、キャッシュレスの会計のみ↓

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ちゃちゃっとお会計してスムーズに終了。

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購入後のコミュニケーションが素早く、購入直後に3件のメールがぽんぽんぽんと届く↓

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パートナーの買い物待ちができるコーナーもゆったり構えられていた。

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結局これを買った

せっかくだから何か買って帰ろうとおもい、手持ちの上着が少なかったこともありパーカーを購入。結局滞在中選択しながらずっと着ていた。
印象としては記事はとてもしっかりしていて、着心地もよく、満足度が高い感じ。

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日本サイトもオープン

先程確認すると、まだ日本にショップはないようだが、日本で購入できるサイトはオープンした模様。是非試してみてはいかがだろうか。

“ここに好きな文言を設定” 0002-03-11 at 1.41.51 AM

価格帯もユニクロより高いので、大体にはならないけど、日本でも流行りそうな予感。

おしまい

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